照の湯

（マンション銭湯、隣はコインランドリー）

場所 京浜急行 雑色駅 徒歩8分

六郷土手に行った帰りに雑色の照の湯へ。雑色駅から徒歩8分ほど、さほど新しくはないマンション銭湯、ビルのてっぺんからにょっきり屋号の書かれた 煙突が出ているっす。隣はコインランドリー、牛乳石鹸暖簾、見かけはごく普通の銭湯の面構えっす。下足板の鍵は古いさくら、玄関正面に動物の壁画。

（行く途中にあった神社）

中に入ると完全フロント形式、脇がロビーになっているっす。すなわち、改装して脱衣場が3分されたタイプ。ここはサウナが無料なんで、400円払って中へ。料金がシンプルなのも、何も気にする必要がなくっていいなあ。各種の風呂グッズも豊富、タオル130円っつー安さが目を引くな。

さて脱衣場へ。ビル銭湯ながら比較的高い天井、脱衣ロッカーの鍵はSAKURAのシリンダ錠。HOKUTOWのアナログ体重計、新型マッサージ機。真ん中にテーブル、椅子。脱衣場入口に自販機が一つ置いてあるっす。

浴室へ。島カランは2列っす。桶は黄色桶、普及型の椅子。カランは6角の茶色。もちろんシャワーともども湯量、湯温OKっす。天井は脱衣場と同じ高さでビル銭湯の割には高いっす。窓側の壁に冷温両方ついたハンドタイプ のシャワーブースが2、その脇に休憩用にベンチのコーナーがあるのが嬉しい。

最奥部の壁は、壁一面の大きなモザイクタイル絵、島嶼の間を大きな橋が抜けていくものっす。本四架橋？他にもどこかでこの絵を見たことがあったような…で、この銭湯、さすがに客はやたら混んでる。人気銭湯っす。

浴槽へ。基本的に最奥部に深浅両方ある訳だが…深風呂の方は、なんと天然温泉の黒湯。いや〜これですよ。浅風呂の方は白湯なんだが、これまた古代檜の立派な木の浴槽になっているっす。始めの頃は40度弱と、ちとぬるめだったんだが、帰る頃には42度弱になっていたなあ…時間によって温度を変えているのかな？いずれにしてもリラックス温度。

この檜の浴槽から溢れた湯が隣に入っており、こちらはイロモノ槽、片方がデンキ風呂。デンキはまずまず強いっす。もう一方は足の部分が弱い4穴、背中にスーパージェットっつー構成の座ジェット。

そして温泉槽、まずまずの黒さっす。ミクロバイブラになっており、温度は43度くらい。結構黒湯っつーのはクセになるもんで、こっちは相当回数入りまくった なあ。そしてこの銭湯、無料の乾式サウナがあるのだ。4,5人のサイズかな？温度は80度くらい、と低め。サウナの後は水風呂、水風呂はポリ風呂になった、一人サイズの小さな浴槽だが…なんとこちらも黒湯、いや黒水。掻きまわされていないんだが、こうして見ると相当の黒さっす。温度は20度上。

っつーことでかなり充実の設備の銭湯、風呂的には大満足、何度も入りまくって随分と時間を過ごしたな…こういう銭湯なら、遠くの温泉に十分匹敵するっす。上がりはフロントのロビーで、ビン入りのブルガリア、値段もなんと100円と安め。意外なこちに、ドリンクの値段って結構銭湯によって違いがあるんすよねえ。ロビーにはもちろんTV、こちらにも壁紙が張ってあるっす。っつーことで、「今日風呂入るぞ！」と風呂を第一に入りたいときはサイコーの銭湯、お勧め度大、もちろん星付きっす。

帰りは雑色の商店街を抜けて雑色駅前へ…行く途中で、うっかり引っかかったジンギスカン屋。生肉ジンギスカン、刺身もなんか旨かったなあ。こっちも結構薦めておくっす。

（居酒屋「木屋炉瑠」だそうだ… ロケンロール！）

（生肉ジンギスカン屋、結構良かったよ）

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（2004年2月）