2002年3月28日をもって廃業しました
場所 京王線下高井戸駅 徒歩7分
銭湯パラダイス最終回で入浴の、三軒茶屋富寿の湯（ふじゅのゆ）のレポートっす。三茶から世田谷通りをまっすぐ、若林交差点の手前っす。駅から7分くらいかな。巨大な煙突。入り口の刷りガラスには堂々と「富寿の湯」と入っている。暖簾もオリジナル暖簾。
番台型伝統銭湯。小さな縁側もある。この銭湯の特長、それはガラス戸の中に入ったおびただしい人形群っす。ここの奥さんの趣味なのかな？とにかく沢山飾ってある。脱衣場の壁には映画館のポスター。男女の境は柱時計。
カランは一般型で6角で扇のマークの入ったヤツ。シャワーも一般的な新しいタイプ。出入り口近くは立ちシャワー。
さて浴槽へ。さっき出来上がったばかりのペンキ絵を見ながらの入浴は格別のものがあるっす。男湯側は雪山のエベレスト。女湯側は堂々とした富士山。富士山の下のあたりにあっしがさっき書いた松があるのだが、見ることは出来ない…
温度はぬるめで42度を切るくらい。イベントなのでわざとぬるめにしてくれたのかな？浴槽はゆるくL字になっており、端がステンレス枕付きの寝ジェット。L字の角のところに泡噴出口があるが、なぜかスイッチが入っていない。風呂の構造はもちろん、天井高い伝統銭湯。なぜか天井にひし形の模様が入っ ている。
この銭湯、実は営業前に女湯も見ておいたのだが、女湯側には例の「お釜」ドライヤーが。んで、男湯にはテーブルに灰皿があるのだが、女湯側には灰皿はひとつも無かったっす。
んで、実は裏の方もちょっと見てみたのだが、風呂裏はお湯がたまる槽を中心に、ソファが並んでいて、角に事務机があったっす。風呂の裏方はこうなっているのか。
上がりは缶ビールで一杯。このほかに牛乳やコーヒー牛乳もあるっす。女湯側はアイスクリーム冷凍庫になっている。時間もあるので、みんなで銭湯談義。しかしここの銭湯！エベレストと富士山の壁画の組合せはなかなか面白いっす。出来たてホヤホヤの見事なペンキ絵をぜひ見てほしいっす。
やすの紹介ページ
（2000年7月）
