場所 東急田園調布駅 徒歩12分
田園調布の小松湯へ。田園調布といえば高級住宅街、銭湯とあまり縁がなさそうだが、駅から少し行けば普通の世田谷区と変わらない東京の郊外光景。歩くこと12分ほど、環八の向かい側に巨大煙突発見。小松湯の名入りっす。屋号からいって、北陸出身の人がやってんのかな？
 （新しくなった田園調布駅） |
 （田園調布商店街） |
で、外観は…これまた立派な銭湯らしい貫禄ある建物。入口のところだけ改装してあるっす。コミカ風呂。多分環八を走ってれば割と目立つ建物。下足の鍵はSAKURAの新型鉄鍵。中に入ると伝統銭湯を改造したフロント形式、センターがフロントとロビーになっている。これだけ余裕のあるつくりだから、出来たばっかの頃は相当大きな中だったんだろうなあ。
風呂グッズ多数販売中、小型の化粧水や乳液も売っているのは珍しいっす。ロビー正面には鶴の浮き彫り。血圧計。日本地図がべたべた張ってある。地図銭湯？他に仁王の木造とか。この銭湯、サウナがあったはずなんで、サウナ料金を探すがどこにもない…う～ん、中に入って「サウナは有料です」 とかあるとヤだしなあ。
（鶴模様）
脱衣場へ。天井はかなり高いっす。ロッカーの鍵はSAKURAⅢ、新型のマッサージ機。ところで、どう「新型」「旧型」を分けてるかっつーと、旧型は20円、新型は100円なのだ。休憩スペースがあり、世田谷の銭湯マップが張ってあるっす。なんかこの銭湯、地図が多い。地図マニア銭湯？他にぶら下がり健康器。
さて浴室へ。天井高い2段型、大型銭湯っす。島カランは2列、桶はケロリン黄色。カランはWAGURIの平丸赤青プラスチック、シャワーともども湯量、湯温OK。っつーか、赤を押して丁度いいくらい。あっし的にはちょっと水をミックスせざるを得ないくらいの熱めが好みだが…男女の境の上には観用植物。
コミカ風呂の特徴として、壁画がなくて凹凸あるタイルになっている場合が多いけど、ここもその例に漏れず背後はタイル。鶴が何匹か飛んでいる模様になっているっす。
さて浴槽へ。2槽式で備長炭が入れてあるっす。浅風呂の方がバイブラと4穴式のジェットが2機、4穴っつーのは珍しい。いずれも快調に機能しており、心地良いっす。温度が結構熱く…温度計は46度以上を指しているが、さすがにそれはないだろう。それでも44度を上回りそうな温度。世田谷南部とか目黒とか意外に熱いんすよねえ。
深風呂の方がデンキ風呂、電極間が結構距離があるので、真ん中辺りだとあまり気にならない。思いっきり電極に近づけると、結構クルっす。深いのでいろいろなところに当てられるのが嬉しい。
で、サウナ。嬉しいことにしっかり「サウナは無料」と書いてあるっす。スチームサウナで4人程度のサイズ、これがなかなか熱かった。かなり熱いっす。冷温の立ちシャワーブースが2機あるので、これで冷水を出して身体を冷まし再びチャレンジ。何度か繰り返す。
上がりはロビーで缶ジュース、ドリンクもビン牛乳を始め結構充実。ビールも置いてあるっす。っつーわけで基本的にしっかりした銭湯、日曜日は朝湯もやっている模様っす。ところで、行く途中にあった環八沿いの「ラーメンショップ」とかいうラーメン屋、結構うまかったぞ。
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やすの紹介ページ
（2001年9月）
