松の湯


(これぞ銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 京王線 千歳烏山駅 徒歩3分

世田谷って松の湯が多いっすねえ。栄湯もだけど。

千歳烏山の松の湯に行ったっす。東口を出て徒歩3分くらい、隣が駐車場なので巨大な煙突がひときわ目立つっす。で、この銭湯も立派な千鳥破風。うう〜ん、格好いいっす。松の湯の屋号入りの暖簾。下足の鍵は松竹錠の下足板。

で、当然番台。スチームサウナは別料金100円で、下足交換で札をくれる。脱衣場天井は高く、格天井。端がゆるやかに処理されているっす。あちこちに使われている木がこれまた立派な木が多い。伝統銭湯っす。脱衣場内鉢植えが少し置いてある。

さて浴室へ。ここもまた大型銭湯。島カランは2列、うち1列は片側タイプ。桶はケロリン。出入り口に冷温立ちシャワー一機。カランは丸い赤青ボールのついたレバー式、WAGURIの刻印入りっす。湯温、湯量ともにいいっす。天井はもちろんかなり高い2段式、それにしても大型の伝統銭湯だなあ。

さて浴槽。残念ながら壁画はなく、でこぼこのあるタイルになってしまっているっす。男女の境のタイルもちょっと変わってて、黒が基調に赤の葉っぱ模様。たまに見るけど。浴槽は標準的な2槽式で浅深タイプ。まず浅いほう、こちらはジェットが2機。麦飯石が浴槽の中に沈めており、その上に備長炭の籠が乗っかっていて、さらにその上に湯出口があり湯が注がれている。温度は43度くらいかな?

さらに深風呂は泡風呂になっている。ここは椅子部分もあり、泡噴出も強くてなかなかよろしいっす。備長炭の匂いがどこからともなく漂う。

さらにサウナへ。サウナはスチームサウナで3人くらいのサイズだが、なんとこの中にも麦飯石が入っているっす。まあ一般的なスチーム。サウナの上にかなり緑の植物が乗っている…ポトス?ちょっと熱帯風呂の雰囲気。

上がりは脱衣所で、ひさびさにビン入りコーラを飲んでみる。やっぱり銭湯はビンものっすねえ。が、120円もすんの?これなら缶の方が得だよなあ。脱衣所隅には机と椅子、机の上には雑誌が積んである。っつーわけで、破風造りの一般的な銭湯。「松の湯」の名にふさわしい銭湯だったす。

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(2001年2月)