三宿浴場


(2003年1月撮影)

aqua.gif (191 バイト) 場所 東急池尻大橋駅 徒歩10分

三宿の三宿浴場に行って来たっす。下北沢から歩いて20分あまり。思っていたより近いっす。途中黒湯の淡島浴場の脇をかすめる。淡島交差点から三宿方面へ。最寄駅は…池尻かな?三茶かな?その中間くらいっす。

さて真っ赤な「サウナ」のネオン。早速中に入る。フロント形式。サウナ込み700円で大小タオル付は東京銭湯としては嬉しいっす。「サウナも…」と言うと、番台の親父さんが「12時半までにはタオル返してね」っつーこと。時間を見ると11時15分。へいへい仰せに 従います。さすがに1時間以上の長湯はせんだろう。ちなみに閉店は午前1時っす。

で、脱衣場へ。ここはロッカーキーをフロントで受け取るタイプっす。それだけ泥棒が増えているんだろうなあ。脱衣場は一般的タイプ。早速中へ。

壁画は海の中に半島と島が夕日の中にあるタイル絵っす。島は富士山型。どうもこの地形の原型はは稚内&利尻富士ではないかなあ。日本で他にこういうところってあったけか? 利尻は稚内の西側にあるから、夕日が映えるんだよなあ。

この銭湯の特徴は…「軟水風呂」っす。能書きが張ってある。風呂屋の能書きって、どうしても見入ってしまうんすよねえ。心当たりある人、他にいないっすかね?なんかありがたい。

ここの軟水は、カランのお湯、シャワー、全て軟水とのこと。ツルツルの肌になり、シャンプーやリンスも普通よりも少なくて済むと書いてある。しかも水分の凝縮力が弱いので浸透性が強く保温力も抜群…ううむ。こう一見、科学的に書かれると、つい 「うむ」という気になってしまうのであった。(-_-;

しかもその脇に「LFシャワー」の能書きが。セラミックスによるフィルタリングで、お湯がどうちゃらと書いてある。これもつい有り難く信じて しまうのであった。

身体を洗ってみると、確かにツルツルになった気がする。(ホントかよ)いやしかし、普通の銭湯のお湯と違うのは確かである。

で、次は遠赤外線サウナ。ここも温度は低めなのだが、妙に汗の出が良い。長い間入っていられるのだが、苦しくもなく、その割に汗だくになる。水風呂はややぬるめ。20度上だろうなあ。立ちシャワーも一機あり。

さて、お次はメインの浴槽っす。これが軟水風呂のせいか、なぜか有り難く心地いい。4槽で細かく切ってあり、バイブラとジェット、あとデンキ風呂と残りの一槽が「低温風呂」である。バイブラは泡の出がなかなか威勢がよろしい。温度は45度だが、あまり熱い感じはしない。低温風呂は42度っす。

楽勝で1時間で出てくるはずが、気色の良さで思わず1時間以上になって しまったっす。いや〜、いい湯だとフロントのソファで一服。TVで Jリーグの特集をやっている。TVに見入っていると、一緒に行ったギャルが相当遅めに「いや〜いい湯だった」と出てくる。なんと女湯はヒノキ風呂があるらしいっす。男湯にはないのに… っつーわけで軟水パワーはいいっす。また来よう。お勧めの一湯っす。

(2000年1月)


超ひさびさに軟水浴場の三宿浴場へ。ここってうちから近いような遠いような…下北から歩いていけんこともないっす。行きは三茶から、三宿の交差点の一歩手前を入るっす。10分くらいか。池尻からの方が少し近いかもしれんっす。

正面に明るいネオン、三宿浴場の屋号入り暖簾。下足入れの鍵はSAKURA-G、下足入れの手前にいきなりタバコの自販機があるっすねえ。 自動ドアから中に入ると完全フロント形式っす。サウナ代はプラス350円で大小タオルとリストバンドを貸し出してくれるっす。後、ここはロッカー鍵は全て下足鍵と引き換えで貸し出し形式。フロント前にはロビーにTV、ロビーには熱帯魚の壁紙。

ポカリ暖簾をくぐって脱衣場へ。脱衣場天井は高いっす。ロッカーの鍵はSAKURAVのシリンダ錠、新型マッサージ機。大塚の自販機、真ん中に大きなTVが一つ、脱衣ロッカーの上にはTVが乗ってて、浴室から見えるかな?

浴室へ。天井高い東京伝統型2段っす。島カランは1列、カランは茶色の6角タイプ。で、この銭湯のウリは軟水なんすよねえ…そしてLFシャワー。どういう原理かは知らんが、セラミックフィルタにより水が良くなるらしいっす。で、期待の軟水なんだが…最初は思ったほど軟水パワーを感じなかったっす。あれ?もしかしてフィルターの手入れが…と思ったんだけど、身体を洗うと今度は結構軟水らしいヌルヌル力が出てくるっす。軟水の感じ方って、肌の脂分と関係あるんかな?それとも途中から水質が変わった?まさかねえ。客は老若、そこそこに入っているっす。浴室内電灯も、そこそこオシャレなものを使っているっす。出入り口近くに立ちシャワーブースが一つ。

最奥部の壁にはモザイクタイルの壁画、海岸と島の夕暮れの絵、原色っぽく鮮やかな色使い。さて、浴槽へ…いくつかの槽があるんだけど、まずは「低温槽」っつーのがあるのでここから。一人二人のサイズで、湯温は40度くらい。一応ステンレス枕もついているっす。さらに薬湯槽へ。薬湯槽と書いてあるものの、ここは白湯でないかなあ…温度は42度あたりか。デンキ風呂になっているんだけど、 デンキはかなり弱め。あとは主浴槽、石の入った檻から湯が出てくるガリウム温浴泉になっているっす。ミクロバイブラが一つ、あと座ジェットが2機あるんだけど、これが何と、背中と足裏、あと両脇からの噴出、なんと計10穴も噴出口がついているっす。主浴槽の温度は43度くらいっす。

さて、サウナへ。乾式サウナで5,6人サイズだが、これが結構温度が低いっす。80度くらいしかないかもなー。砂時計が一つ。ところが、このぬるめのサウナと軟水の組合せは、なかなかいいかも。低温なんで結構長い時間、何度も入るっす。サウナの次は水風呂、一人程度のサイズの小さいものだけど、まああるとやっぱり嬉しいっす。

上がりはロビーでオロナミンC、その他ビールや色付きのラムネ数種類など、ドリンクはそこそこ充実っす。っつー訳で今回は前回ほど軟水パワーを感じなかったが、また来たい銭湯ではあるっすね。

(2003年1月)