場所 東急大井町線 上野毛駅 徒歩1分
台風にもメゲずに銭湯。上野毛のそば屋でビール飲みながらTV見てたら、ニュースで「多摩川増水中」へー…よく考えたらすぐそばでないの！
世田谷にとうとうリーチがかかったぞ！
上野毛の錦湯へ。しかし大井町線って上野毛だの九品仏だの等々力だの変な名前が多い。どういう由来なんだろか。上野毛駅は環八沿い、ちょっと等々力方向に1分ほど戻ると煙突発見。完全ビル銭湯、下足の鍵はSAKURA-G。中に入ると無理やり改装した感じのフロント。フロント前はロビーにTV、上部にもTVがあって、これは男女脱衣場からも見れるようになっているっす。
さて脱衣場へ。ロッカーの鍵はSAKURAⅡ、古いビル銭湯のようで天井がかなり高いっす。ぶらさがり健康機、旧式マッサージ機。小さな自販機があるっす。その他休憩用の長いす。マンガが何冊か置いてあるっす。マンガ置いてある銭湯多いっすね。
浴室へ。これまた結構大きな銭湯、天井はビル銭湯にしては高く、Vの字型の天井。入口近くに冷温立ちシャワーブースが2つ。島カランは2列、そのうち1列は片側のみ。黄色の無地桶を持ってカランへ。カランは水色5角タイプ、シャワーともども湯量、湯温OK。さて風呂だ。なにしろ今日は湿度が高くて汗かいたっす。
浴槽は3槽式、まず一番窓側が浅風呂。温度は43度くらい。4穴式ジェットと赤と青のランプがついているっす。さてここで…問題の「湯とん」この銭湯、この「湯とん」がついているのだ。
「スイッチを入れると3分間作動」とあるっす。で、スイッチを入れて4つの出っ張りに背中を当てる。触るだけならなんともないのだが、強く押し当てると後ろから「とんとん」とマッサージ。これが結構気色がいいっす。力強い。マッサージ効果ありっす。結構ハマる。湯は石の入った檻からあふれてる…あれ？溢れてないなあ。
真ん中が人間洗濯機的な丸風呂。ジェットが斜めについてて回転中。さらに一番センター側がデンキ風呂の深風呂。電極がヘンなところについているけどデンキが結構強く、深風呂のためにあちこちに当てられてよろしいっす。
さて、この銭湯、ぱっと目に入るのは壁画。富士山のモザイクタイル絵、そばに水車。で、女湯側はアルプス？のような山。いずれも山のタイル絵。男女の境側には白鳥のモザイクタイル。んで、湯に入りながら前を見てると…なんと、浴室と脱衣場の境のガラスに絵。例の水中目バリ裸婦かと思ったら、これがなんと見たことないタイプ、人魚が2人（2匹？）。豊乳である。やはり銭湯でヌード系の絵を見ると、こころも和むものっす。あ、男のじゃないよ。女湯方面は服を来た天女タイプの模様、明らかに男側と女側差がありっす。
あがりはロビーでビン入りアクアブルガリア、むろん牛乳やコーヒーもあるっす。雑誌がずいぶんあって、ふと週刊現代読んでたら思わず時間が経ってしまったっす。っつーわけで「湯とん」と、ガラスの人魚絵の2点でなかなかレアものの銭湯っす。ところでこの銭湯の近くのソバ屋もなかなかうまかったぞ。
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（2001年9月）
