栄湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 東急新玉川線 三軒茶屋駅 徒歩5分

昨日は三茶の栄湯へ。三軒茶屋、R246の南側の「栄通り商店街」を進み、途中ちょこっと折れたところにあるっす。もちろん巨大煙突。しかし三茶の商店街っつーのもゴチャゴチャしているっす。昭和のレトロの香りも十分に残る。巨大住民を抱える雰囲気のある街だが、この街はいったいどういう発展の仕方をしてきたのだろうか?どんな人がかつて住んでいたんだろうか?おそらく世田谷トップの銭湯密集地。しかも大型銭湯が多い。昭和時代に、この街は人を集める「何か」があったに違いない。


(三軒茶屋 栄通り商店街)

暖簾は牛乳石鹸のイルカ暖簾。男女別れて中へ、むろん番台っす。脱衣場のロッカーの鍵が…ありゃ〜、珍しい。おしどりの回転鍵っす。年季が入っている。男女の境の丸太もなかなか。脱衣場天井はむろん古い。

さて浴室へ。この銭湯も両翼が広い銭湯っす。その分、じゃっかん奥行きが浅い気がする。島カランは544444の2列島カラン、手前に広い立ちシャワーブース。で、センター側にはスチームサウナがあるっす。今日は時間がないんで入らなかったが、このサウナなんと\30円!安いぞ!しかし\30なら、いっそのこと無料にしたらいいのに、なんて思うのだが…

全般的にタイルは改装してあり、ぱっと見は古そうだが、良く見ると綺麗にしている銭湯っす。カランはレバー式温泉マークの古いもの。温度は問題なし、シャワー圧がちょっと弱い気がしたが、元々銭湯シャワーはこんなもんか。天井は高い2段伝統式、両脇の張り出し部分が一般銭湯より長い気がする。

さあて浴槽。日曜木曜は薬湯っつーことで、今日は薄いブルーのアロエ湯。浴槽は3槽式、深浅と丸い回転風呂が並んでいる。浅い方はジェットが2機ついているが、このジェットが壊れかけてて「片ちんば」であるっす。まあいいか。温度は42〜43度くらい。丸風呂にも入ってみる。こっちはジェットが斜めに取り付けてあって、中の湯が回転する。洗濯機に入っているような気がするっす。

壁画は島嶼と海のペンキ絵。客はポツポツ。まあ全体的に見ればかなり一般的な銭湯っす。上がりは脱衣場でアクアブルガリア飲みながらTV見てで一服。サウナ30円はええなあ。でも番台とか脱衣場にその旨書いていないんだよなあ。ハダカで浴室で「中へは30円かかります」と書かれてあっても困るのだ。番台あたりにちゃんと書いておいてほしいものっす。

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(2000年10月)