場所
京王井の頭線新代田5分
昨日はシモキタから歩いて20分くらい、新代田の宇田川湯にいってきたっす。新代田からだと5分くらいかな？環七を大原方面に上って左に2つくらい奥の筋、わかるひとには「ラーメン屋なんでんかんでんの裏の方」といった方がわかりやすいか？場所はちょっと分かりにくいけど、煙突が目印。
銭湯マップで見ると貧弱系に見える。作りはいわゆる銭湯のつくり。ここは男入り口が右である。番台形式。本当に普通の銭湯。脱衣場の天井は高い。縁側がある。脱衣場自体は広くて、いすと灰皿がある。
しかし…このフツーの銭湯なんだが、ここはなんかいいっす。かなりいい感じがするっす。
浴室の天井はかなり高い。やっぱりこれがいいよなあ。タイルは大き目のタイルで、相当かなりの清潔感があるっす。おまけにカランの間隔がかなり広い。シャワーはしっかりしたハードウエアで出る湯量もばっちり、温度もばっちり。カランのお湯も熱めでよろしい。
浴槽が、ちょっと変わった作りになっている。センターに「U」の字型の浴槽があり、片脇に「コ」の字型にジェット浴槽がついている。Uの字の真中からは勢い良く泡噴出。これが本当に勢いがよろしい。 脱衣場には「当店の湯は薪でくべています」と書いてある。備長炭も浮かせてあり、なんかさわやかですがすがしい湯である。 湯温は42度。気のせいか少し熱めに感じる。備長炭入っているところって熱めに感じるんだけど、あっしの方が変なのか？もともとそういうもんか？
背景画は、これまたおキマリの富士山、手前にヨットが浮かんでいるパターン。男湯側が富士。「U」の字浴槽の先端部分に浸かり、富士山を正面から見ていると、なんかとても気色がよい。家庭風呂では到底感じることの出来ない至福感であるっす。
ジェットの方は、足裏も出るタイプで気色がよろしい。もう1機はタコツボ型。正式にはボディマッサージとかいうのか。あとは立ちシャワーが1機。一つ残念なのは、立ちシャワーがお湯だけのこと。夏場なら冷水も出て欲しいなあ。
脱衣場の冷蔵庫にはビールとジュースが置いてある。っつーわけで、一つ一つのアイテムは、全くフツーの銭湯なんだが、なんか非常に心地よい銭湯っす。お湯とかシャワーとか全てのアイテムが「しっかり」 無駄なく働いているっつー感じ。ウチから歩いて20分だけど、こっちの銭湯に通いたくなったなあ。お勧めにしておくっす。
（1999年11月）
その後も何回か行っているのだが、いや〜、この銭湯、設備は特にないのだけど、 本当に綺麗に掃除してあるっす。東京でもトップクラスの掃除銭湯ではないだろうか？どこがいい、っつー必殺ワザはないんだけど、なんかいいっす。
地元の銭湯家の間でも評判が高いっす。あと、客層がかなり若いのも特徴的。出口にしばらくいたら、ギャルばっかずいぶん出てきたっす。
（2000年5月）
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