場所 地下鉄日比谷線 広尾駅 徒歩1分
疲労湯でもヒーロー湯でもないっす。渋谷区にリーチがかかった！(^o^)V これで南北線が通ったら、港区も近いうち制圧予定。
っつーわけで、広尾の広尾湯に行ったっす。広尾駅すぐ。南新宿の奥の湯に並び、東京でもっとも駅に近い銭湯の一つっす。広尾の交差点に立って、やや天を見上げるとまさしく煙突と「広尾湯」の文字と温泉マーク。日頃気が付かないけど、こんなところにあるんだよなあ。上はアパートになっている模様。ぐるっと1周してみる。脇から釜と廃材が見えるっす。
 （こんなところにあったりする、右脇地下鉄出口） |
 （釜と廃材） |
まったくもってビル銭湯っす。が、このビル銭、古いだけに侮れない。伝統型銭湯に引けを取らない銭湯空間があるっす。広尾の商店街に面して、牛乳石鹸暖簾。下足の鍵は松竹錠。いつもの55番を持って入る。いやあ、今年もよく頑張った。＞55番
入るといきなり広めのロビー。自販機。その正面にフロント。ロッカーの鍵はフロントで受け取るタイプっす。400円払って脱衣場へ。
しかし、ビル銭ながら天井高い格調高い脱衣場。とてもビル銭湯っつー感じがしないっす。しかもなかなか大型の銭湯。脱衣場はロッカーと長椅子、灰皿以 外余計なものはないっす。じゃ浴室へ。
カランは丸いカランで、真中にやっぱり「waguri」の字。シャワーのレバーは温泉マーク。カランの湯はややぬるめ、シャワーは熱いっす。桶はオリジナルの睦和製、「廣尾湯」と書いてあるっす。出入り口近くに立ちシャワーが3機。しかしこの銭湯、カラン間隔にかなり余裕があるっす。
じゃ浴槽へ。2槽式の浅深タイプ。浅い方は座ジェット2にバイブラ、このバイブラがやたら強力で噴出している。上に座ると水中浮揚状態になり、身体を荒々しくマッサージされているような気分っす。温度は42度くらいの白湯。
壁画は欧風の湖畔と山と街のタイル絵。ビル銭であるが天井は相当に高いっす。少しアーチになっており、しかも橙色と白のストライプになっている。ストライプの天井の銭湯っつーのはたまにあるが、なにか意味があるのだろうか？ 浴槽に浸かりながら正面を見ると、脱衣場との間のガラスの上部は、例の目バリ海中昭和40年代風裸婦。いつものポーズより、ここのはエロっぽいポーズをしている。さらに向こう、脱衣場の壁上部には淡いパステル色の田舎風景の絵になっている。
脱衣場で一服、見るとばっちりスーツを着込んだオヤジも来ている。場所柄サラリーマンも多いのかなあ。広尾もちょっと裏路地に入ると、結構昔ながらの住宅街なんすけどね。
しかし銭湯の名前も、ヒーロー湯とか、オールスター湯とかシャネル湯とかゴージャスな名前が増えると面白いんだが…「昨日ヒーロー湯でウルトラマン見かけたよ」みたいな。
Deep
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（2000年9月）
