改良湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 山手線 渋谷駅 徒歩10分

今日は渋谷の改良湯へ。このネーミングもどういう由来があるんだろうか?渋谷駅から明治通りを10分くらい、近くの氷川 神社でお祭りをやっており、なんと!明治通りを神輿が進んでいる。しばし露店の中を歩いてから、目指す改良湯へ。


(明治通りを神輿が通る)

(お祭り光景)

完全ビル銭湯だが、大きな煙突がそびえる。煙突には「サウナ」 の文字。正面に回ると「改良湯」のネオン。これは設備が期待できそうな銭湯っす。

自動ドアを入ってフロントへ。フロント前はかなり広めのロビー、自販機、TVなんかもあるっす。マッサージ機も2機。今日はサウナに入るつもりだったので、サウナ料金500円も一緒に払う。ちょっち高めのサウナであるっす。大小タオルとサウナ専用ロッカーキー、引っ掛けのサウナ鍵を貸してくれるっす。

さて脱衣場へ進む。サウナ客は専用の縦長ロッカーへ。ちゃんとハンガーもあるのは嬉しい。脱衣場の天井は丸い模様と絵があり、なかなかカッチョ良いっす。ビル銭化してもコダワリの残る銭湯の模様。いいねえ。

さて中へ。浴槽背後は竹林の壁紙。ビル銭湯ながら、天井高く圧迫感はない。カラン、シャワーは問題なし…が、水カランが少しぬるい。まあ水だから仕方ないかあ。島カランの上にはステンレスの置き台もある。サウナ付きの場合、これは便利っす。桶はケロリン。カラン横の洗面道具置き台は出っ張ったタイプ。

さあ浴槽へ行くか。主浴槽は高温槽、座ジェット、バイブラと3槽式。高温槽が別にとってあるのはとてもよろしいっす。あとは窓際に水風呂、サウナ。センターに立ちシャワー2機。

今日は祭りのせいか?小学生が6人もいて、主浴槽で遊んでいる。ガキは別に好きでもないので、ちょっと嫌な感じだが、良く見るとこのガキたち、ちゃんと浴槽の前で膝をついて掛け湯をしている。良く教育されていてマナーが良い。親の顔が見たいものだ。マナーの良い子供の親に悪い大人はいそうもない気がする。

とりあえずサウナに入る前に、ぬるめのバイブラへ。こっちは42度をかなり切ったような温度。いったんぬる湯に入ってからサウナに入ったほうが、絶対効率が良いっすよねえ、たぶん。最近のパターンは、ぬる湯->水風呂->サウナ->水風呂で、締めに高温槽っつーパターンっす。今日はペパーミント&オレンジの薬湯。 この銭湯、薬湯も実施している。

さて次はサウナだ。このサウナ、結構温度が高い。100度以上あるかな?砂時計と秒針の時計があるのはありがたいっす。が、この時計、なぜか短針が一時間で一周タイプ。

サウナの次は水風呂。二人入れそうな水風呂で、温度は18度と冷たく気色がよい。が、水が少し色がついている。ずっと蛇口から水が出ていながら、色がついているところを見ると、ここの水がそもそもそういう色なのではなかろうか?

最後は高温槽で締める。44度くらい。やっぱり銭湯はこれですな。脱衣場に戻ると、どうやら祭りから引き上げてきた人たちが一風呂浴びようと大人数。良かった〜、重ならないで。が、ここで脱衣所のTVで、いきなりオリンピック柔ちゃんの実況中継。その場にいた人間が全員動きを止めてTVに見入る。柔ちゃん勝利を決めた瞬間歓声が上がる。同時に女湯の方からも歓声が上がる。みんな見入っていたのね…脱衣場には大きな椅子もあり、ここで一服。

脱衣場前のロビーには「銭湯すたれば」の詩も張ってある。この銭湯、なかなか気合の入った経営を感じる、いい銭湯っす。しかし 脱衣場の天井にこだわるなら、やっぱり壁画、壁紙はやめて、何かの絵にしたほうがいいのではないだろうか? いずれにしてもいい銭湯っす。

Deep Acidの紹介ページ

やすの紹介ページ

(2000年9月)