観音湯


(2003年1月撮影、ここは正月営業してるんで行きまくったぞ)

aqua.gif (191 バイト) 場所 京王線幡ケ谷駅3分

yellow.gif (192 バイト) 観音湯ホームページ

幡ケ谷周辺は銭湯充実地域。銭湯はやっぱり競争原理があるのか?高サービス銭湯が一ヶ所に集中する傾向があるっす。(逆に銭湯貧国は下北沢、新宿…世田谷はダメだなあ)幡ケ谷の観音湯にいってきたっす。

幡ケ谷駅から6号通り商店街を少し歩いて左にちょいと入る。例の街角に立つ商店街の看板で確認すれば「観音湯」があるっす。ところで最近笹塚と幡ケ谷の商店街には「ささはたどっとこむ」の捨て看が 多いが…捨て看でURL宣伝するか?これも時代っすねえ。

この銭湯はビル型銭湯。入口入って手前フロント、奥がロビーっつー「いわゆる」な造りっす。手ぶらセット980円を買って入る。フロントの親父はなかなかきちんとしている。サービスを心得てるっつーか。

一般に、例えば飲食店と銭湯を比較すると平均接客水準がまるで異なるっす。銭湯料金とコーヒー一杯の料金はだいたい似ているんだが…やはり内風呂時代の銭湯は「サービス」がキーワードでないのかな?別に豪華な設備だけがサービスでないのだ。客が入ってきたとき「いらっしゃい」のヒトコトがあるだけで違うっす。無言の銭湯が多いこと多いこと。飲食店では考えられないっす。

ところで、この手ぶらセットについて多少苦言を言いたいのだが、たいていは「男セット」「女セット」があって男セットにはリンスが入っていないっす。しかもシャンプーはトニックシャンプーとかその手になって いるっす。今時の野郎はみんなリンスくらい使うので、この男セットはやめてほしいぞ。少なくとも「どっちにします」くらいあってほしいっす。あとトニックシャンプーも好きでないんだなあ。なにしろ、バッグに入れてあるタイプは開けてみないとわからないっす。別にセットと別に髭剃り買ってもいいのだ。

さて、前置きが長くなったが、早速脱衣場へ。小さ目の脱衣場である。センターに木のテーブル椅子が一つ。早速中に入る。カランの数はさほど多くない。全体的に、パール白をベースにした綺麗な印象のある銭湯っす。立ちシャワーは一機。

身体を流してからサウナに入る。サイズは最大6人くらいの銭湯標準サイズ。水風呂は少しだけ大きめ。しかしガキがバシャバシャ水風呂で遊んでいる。 大変ウザい。文句いいたいのだが、そばで親が目を細めてみている。こういう親は本当に社会の害である。よっぽど注意しようかと思うが、大の男どうして注意、っつーことになると最後は殴り合いのケンカまで覚悟しとかないと注意できんので、面倒なのでやめる。昔の人はちゃんと注意してたのかな?

んでもって期待の露天風呂へ。ここの露天は、浴槽面積が大きい。まあ、浴槽っつーても真上に空が見えるだけだが。ハーブ湯になっているが、なんか温泉っぽい湯で大変心地よい。温度も45度近くあってよろしいっす。野郎が4人、みんな目をつぶってひたすら風呂に入っている。変な光景っちゃ変か?

室内風呂はジェット2機にバイブラ、そしてデンキ風呂っす。ジェットは足底噴出口もついてて、なかなかよろしい。湯温は42,3度。

脱衣場に上がってから見ると「業界初!エアーマッサージ!」っつーマッサージ機が置いてある。とりあえず珍しいものは試してみるクチである。100円入れて座ってみる。 どうも空気圧を使用しているようである。力の入れかたがたしかに 「ぢわぢわ〜」と来るような気がする。でもフツーの電気のヤツの、多少乱暴なのも好きなんだよなあ。

マッサージ器に座りながら見ていると、この銭湯かなり平均年齢が低い。20代、肉体働きざかり!っつー客が多いのである。しかもみんな、あまりカネはなさそうである。(推定月収20万強、ボーナスなし。たまに5万くらいの臨時収入。服装と身のこなしより推定。(-_-;) 幡ケ谷はそういうエリアなのかな? 敬老老人デーとかやってるけど、年金って20万くらい貰えるんだよなあ、毎日汗水もので働いている若者より、不労所得の年寄りに手厚くするっつーのも、どんなもんなんだろうなあ、とちょっと思ったっす。

kanon.jpg (5195 バイト)

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(1999年11月)