第5良の湯


(2003年8月撮影、入口がちょっと分かりにくい)

aqua.gif (191 バイト) 場所 小田急線 参宮橋5分

参宮橋の第5良の湯に行ってきたっす。参宮橋商店街をずっといって、突き当たりを右に折れる。徒歩5分くらい。コインランドリ―があったので、 この近くが入り口だろうと探すがない。なんと、コインランドリ―の奥が銭湯の入り口であった。裏の方に廃材が積んである。

まあかなり古ぼけた銭湯だが、一応ビル型である。番台のおばちゃんの「いらっ しゃい」という声が妙に美声で、なんかいい気になる。番台で小シャンプー& リンスと豆石鹸を買うが、この石鹸がかわっているっす。なんと、オレンジの半透明、ゼリーのような石鹸である。もちろん剥き出し。

しかしこの銭湯は変わった作りっす。番台を中心に「V」の字の作りになって いる。男湯と女湯が完全分離しているのである。脱衣場と浴場の天井はかなり高い。が、天井も至るところほころびている。はっきりいってボロい。

早速何に突入。この銭湯は壁画はないが・・・ガラス窓部分の面積が相当に大きい。夜だったからわからないが、昼なら相当採光がよいんでないかなあ。 立ちシャワー1機。しかしこの「立ちシャワー」って用語、あっしが勝手に命名したのだが、正式銭湯用語だったのね。

カランの湯は少しぬるめ。 浴槽は2槽式。1槽はジェット、もう1槽は泡風呂だが、この泡が噴出タイプでなくて、少しだけ「ぽこぽこ」浮かんでくるタイプ。早速この泡に浸かるが…温度は45度近くあるのだが、体感は42,3度。なんかかなり優しい湯っす。泡のぽこぽこと妙にマッチする。よし、「おかんの湯」と名づけよう。(勝手に名づけるなっつーに) 能書きなど一切書いてないが、妙に温まる湯であるっす。ジェットもなかなか気色が良い。

とまあ、単にこれだけの設備なんだが…かなり地場系の銭湯っす。しかしここ、絶対昼間くると明るくてええ感じに違いないっす。

脱衣場脇にはソファー向かい合わせの休憩椅子。これが、なんか知らんがなごむ。全体的に「おかん系」の銭湯だったっす。ボロかったけど。

しかし、「第5」っつーことは、過去に第1第2第3第4とあったのだろうか?だいたいこのネーミングも謎である。なんで他と違うユニークな銭湯名にしないで、第2とかにするのだろうか?(結構多いっすよねえ)なんか「第2」って印象悪そうなんだが…

「第23梅の湯」とかあったらこれもまた恐いっす。


(オペラシティとNTT本社と良の湯の煙突)

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(1999年11月)