玉川湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 京王新線初台駅 徒歩10分

渋谷区本町、っつーてもまさに西新宿奥地の玉川湯に行ってきたっす。 新宿西口よりバス。西口ってすんごい数のバスが出ているんすよねえ。「バス路線おたく」っているんだろか?とりあえず京王バスで本町4丁目下車、ここからさらに7分ほど歩く。

しかし、新宿から近い、この裏新宿といえそうな地域、こんなところに閑静な住宅街があるんすねえ。アパート多し。窓が開いている1Fの部屋とかあり、中を見るとワカモノがワンルームのキッチンで一人でフライパンを熱心に振っている。あー生活くせー。しかし通りから丸見え。 この辺りから見る高層ビル街はなかなか見事っす。

なかなかわかりにくいのだが、なんとか煙突発見。牛乳石鹸の、両側が波っつー珍しいタイプの暖簾。カメラ持ってくれば良かった。さあ中へ。

番台形式。中型、やや小ぶりの銭湯っす。が、天井高く伝統的東京銭湯。脱衣場は縁側があるが、特に珍しいものはない。

んで浴室へ。両側がシャワー付きカラン、島カランはシャワーなし。カランの湯は…あぢぢぢぢ。東京の銭湯にしては、妙にカランの湯が熱い。シャワーは適温やや熱め。

メイン浴槽は2槽式。片方にバイブラとジェット、もう片方は深い浴槽、とこれまたありふれたタイプ。一人の客が、湯を出るとき、湯を大量に外にかき出している。なんでこんなことすんだろ?まあいい、とりあえず入るか。

温度計は44度だが、体感気持ち低めか?まあ気色が良い湯っす。カランの湯からして45度上を想像してたが。壁画は男湯が富士山のペンキ絵。この銭湯、ペンキ塗り替えたばかりのようで、妙にあちこち、特に天井とか綺麗であるっす。

何回か入っていると、変なヤツ発見。腰にタオル巻いたままご入場のヤング。入り口のスライド戸を上手く閉められないでいる。はは〜ん、銭湯処女(?) だな。面白いからしばらく観察する。

とりあえずカランに行こうとするが、椅子が無いので慌てて入り口に椅子を取りに行く。さて、座って落ち着かない風情でアチコチ見てるのもいかにも銭湯童貞。やにわにシャワーをひねる。

っておいおい、シャワーの湯を桶にためようとしてるぜ。カランだよ、カラン。なんとか身体を流して、また「腰巻」をしたまま湯船に向かう。ああっ! それは禁じ手だ!と思っていると中にずぶずぶ入れず、フチに腰かけている。なんてのを見ながら、浴室を後にする。上がるときしっかり身体拭いとけよ〜。

脱衣場は長椅子があり、珍しいことにサイドにTVがある。ってことは女湯の脱衣場のサイドにもあるっつーことかなあ。上がりはCCレモンを飲みながら、TVのお宝鑑定団についつい見入る。なになに、芥川竜之介の生原稿が600万?ほんまでっか?

帰りは不動通り商店街を抜けて初台の駅に向かう。こっちからでも10分くらいかな。帰りはオペラシティが目印なのでわかりやすい。しかし、この辺りに住むのも悪くないかもしれない。新宿って、思ったより安いんすよねえ。

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(2000年5月)