梅月湯

場所 地下鉄西新宿駅 徒歩8分

つかさっす。しかし我ながら最近ラッシュがすごい。なんでだろうと考えてみたが、やっぱり銭湯マップ2000をゲットしたのがデカいようっす。っつーわけで東京以外の各都市も銭湯マップ作ってくれんかなあ〜。有償配布でいいんだけどなあ。

っつーわけで、今日は西新宿の梅月湯へ。最寄の駅は西新宿から歩いて8分ほどだが、行きは新宿駅からてくてく。20分くらいかなあ。新宿グリーンタワーの裏側あたり。あれ〜、この辺り、いつのまにか高層ビルがやたら建っている。こんなビル知らんかったぞ。

もともと、この西新宿〜北新宿エリアは、ボロアパートやらわけのわからん劇団の練習場やら、なんか怪しいエリアだったっす。どっちかっつーと貧民系。それが地上げで一変。ビルとビルの隙間に、地上げされずに残っている住宅群。それでも、明らかに元住宅地だったような駐車場がやたらに目立つ。

こういうエリアだから伝統型煙突銭湯かと想像していたら、全く外れて完全ビル型銭湯。行灯になっている看板がよく目立つのだが、看板はあまり銭湯らしくない。っつーかこういう作りの銭湯もまず珍しい。

玄関は小さく、下駄箱が完全に玄関の中にある。上がって奥がコインランドリー、すなわち下足のままではコインランドリーを使えない。男湯女湯の入り口が並んでいる。ビル型の癖に番台であるっす。場所柄、防犯のためだろうなあ。

全体的に変な形である。どこが変かというと、男女非対称、っつーか、少しひしゃげた構造になっている。そのため、脱衣場もスクエアではない。 まあそんなことはどうでもいいや。ロッカーの鍵はゴムバンドがついている。

さて中へ。まず目に入るのは大きな富士山の壁画…見事なのだが…完全にペンキが剥げかかっていて、なかなか壮絶な富士山である。ビル型の癖に天井は高い。天井は体育館の天井のようなアーチであるっす。

カランの湯の出は上々、カランの湯が熱いのも気に入ったっす。全カランにシャワー付きで、洗い場は綺麗である。で、結構混んでるっす。やっぱりこの辺りは風呂無しのアパートが未だに多いんだろうなあ。年齢層はごちゃごちゃだが、店員、工員、推定月収20〜25万、週休1日、っつーようなタイプが多い。

さてメイン浴槽へ。この銭湯はどうやら常設の薬湯のようであるっす。今日はアロエ湯。コバルトブルーな湯であるっす。2槽式で、片方バイブラ、片方ジェットっつーのは一般的。ミクロバイブラは噴出が強く気色がよい。温度は42度。そんなに熱くないのだが、春になってくるとやはり熱めに感じる。

何回か入って元を取り(-_-;、脱衣場へ。脱衣場の真中には広めの休憩スペー ス、長椅子とテーブルがある。男女の境には大きなTV。結構身体がほてった まんまなので、パンツ一枚で長椅子に座り、ウチワを持ってパタパタ。見ると他の客も同じようにしている。いや〜、世の中春になってきたっすね。

TVでは新しい大臣の話題。そういや、オブチさんも銭湯が似合いそうな人だったなあ。いや、どっちかっつーと内風呂か。やっぱり銭湯が似合う大臣っつー たら、「ヨッシャヨッシャ」の人でわないだろうか。コイズミさんっつーのも銭湯が似合いそうだなあ。眉毛の爺さんはハマリすぎでイマイチ面白くない。今度銭湯の似合う大臣ランキングっつーのも面白いかもしれんっす。

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（2000年4月）