2002年9月をもって廃業しました
場所 JR高田馬場駅 徒歩2分
今日は高田馬場の宝来湯へ。駅を降りて、早稲田と逆方面のさかえ通りを入る。この周辺はピンサロ等が多い通りであるっす。客引きには目をくれず、空の方角を見やりながら歩くと、煙突発見。駅から2分くらいっす。しかしまあ、入り口は全然目立たない。入り口がコインランドリーになっており、その奥が銭湯入り口。
なんとこの銭湯、AM2:30までやっている、おそらく東京で最も遅い銭湯。2:00までに入ればOK。玄関から入ると、ちょっと変わった構造。手前にフロント、奥にずっとロビー、両側に男女脱衣場。言い換えれば、男女脱衣場のカンチャンにロビーがあるっす。
フロントで鍵を貰うタイプ。盗難が多いのかな？特にヘンテツもない脱衣場から、浴室へ。これまたヘンテツもない。ビル型なので、天井は高くない。カランの間隔は広く、使いやすい。桶は「宝来湯」のロゴ入りの黄色い桶。湯の出はよろしい。
で、浴槽。メイン浴槽は奥に2槽。ここのウリは薬湯っす。今日はワイン風呂。2槽とも薬湯っす。片方は一人がやっと入れる高温槽、もう一方は大きめで、座ジェット、寝ジェット、バイブラとなっている。とりあえず大き目の浴槽へ。薬湯バイブラは気色が良い。温度計は…ありゃ〜、壊れている18度だってさ。 (-_-;体感ではおおよそ42度っつーところであろう。
寝ジェットを使ってみる。これが…下が凹凸のある、お尻の部分がへこんだ寝風呂になっているが…なかなか気色がいいんだな。ジェットが湯面すれすれに噴出している。すなわち、首の付け根に直撃。この位置にジェットがあるところは少ない。頭のせが…冷水でも何でもない、単なるタイルの出っ張りだが、なぜかこれが寝心地が良い。いい寝風呂っす。
その隣の座ジェット。これがまた、ケツの部分が軽くへこんでいる。単なる平らな座ジェットに比べると座りごこちがよろしい。どーでも良さそうなことではあるが、座ってみると結構違うっす。
壁画は無いが、大きく日本語、英語、中国語で風呂マナーが書いある。そうか〜、この辺り外国人が多いのかなあ。
さて、高温槽へチャレンジ。弱めに泡が出ている。温度計は…これまた40度、どこが高温槽だ？入ってみると…う〜ん、44度くらいかな？まあ気色良い温度っす。座風呂になっていて、底がかなり深い。座るとちゃんと首まで浸かれる。こういうのって、ありそうで意外とないんすよね。
そういや、半身浴がはやっているが、昔は「ちゃんと首まで浸かれ」と教えられたような。CMでもあったような気もする。ガキの頃は風呂はうっとおしいものだったが、いつから好きになったのだろうか？
入り口の両側に立ちシャワー2機、1つは固定、1つはハンドシャワー。冷水もあり。夏場は冷水立ちシャワーが頼もしいっす。
上がりはやや広めのロビーでTV。ここの冷蔵庫は上面スライドタイプ、雑然といろいろなドリンクがある。ビン入りヨーグルトドリンクで一服。なるほど、今日はG砲バクハツか。しかしこのメンバーで勝てなかったら問題あるよなあ。っつーわけで、全体的にB級銭湯ではあるが、なんか「使える」っつー印象のある銭湯っす。風情はないが、実用面では悪くはない。
帰りはさかえ通りを通るが、ジーンズに濡れた髪の人間には、客引きも声を掛けもしない。途中八百屋があるんだけど、この八百屋夜遅くまでやってて、しかも自家製の糠漬けを売っているっす。今日は買わなかったけど、昔ここで買って帰ったことあって、結構美味かったなあ。糠漬けって、たまに食べたく なるっす。
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（2000年4月）
