金沢浴場

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR新大久保駅 徒歩15分

新宿の金沢浴場に行ったっす。新宿から明治通りを北上するバスで、大久保通り下車。この銭湯もホントにいきずらい場所にあるんすよねえ。大久保通りを内側に入ると、ここは新宿7丁目、地名は立派な新宿だが住宅街っす。古アパー トも多い。

大久保通りから少し分かりにくいが、大きな「金沢浴場」ネーム入りの煙突を発見。バス停から徒歩5分くらい。くねくねした路を近づくと、マンションの1F型の銭湯。マンションの真中から煙突が突き出ているっつーのも、考えてみると変な構図であるっす。煙突は目立つが、入り口はややわかりにくい。

フロント形式で、フロント脇に小さなロビーあり。脱衣場はまあ、並みの広さかな?ロッカーの鍵が、下から回転させて捻るタイプなのでちょっととまどう。 さー中に入るか。

おおっ!ここはビル型にしては、かなり天井が高い作りっす。2階分くらいブチ抜いている。アーチ型になっており、入り口あたりに大きな柱がずんっと立っ ている。カラン、シャワーともに問題なし。立ちシャワーもあり。

メイン浴槽は奥の部分、片隅が森林浴になっている。メインは2槽式で座ジェッ トとバイブラの一般的なタイプ。で、早速目に入るのは大きなモザイク画っす。 この絵がまた変わっている…

基本的に風景画、上が空で男女の境に丸く綺麗に虹が立っている。その下にイスラム風?中世風?の外国風の都市の建物。その下は湖畔。ここまでは珍しいっちゃ珍しいが、さほど驚かない。驚いたのは…旅客機が二機飛んでいる。一機はエアバス?DC8?ちょっと長いタイプ。もう一機はやや中型の短い旅客機。JASのような機体のカラーリング。虹に向かって飛んでいるぞ。新寿湯の戦闘機、っつーのも驚いたが、旅客機っつーのも珍しい。そういや三越湯の孔雀ジェットも珍しいか。

で、メイン浴槽。この銭湯は薬湯を実施しているらしく、今日はスカイミント。水色の湯っす。そーかー、もうそんな季節になったかー。ミント湯は夏場は上がりがさっぱりするんすよね。温度は43〜44度くらいで気色良い。バイブラと座ジェットを浸かってから、森林浴コーナーへ。

ここの森林浴、ガラスで囲っているが、浴槽は隣のメイン槽とつながっている。ので、こっちもミント湯。ほとんどミントの香りで、フィトンチッドが出ているかどうかは確認できず。浴槽は2機の座ジェットになっている。

途中、総刺青のお方が入ってくる(-_-;。土地柄、この辺りは多いかな?歌舞伎町も近いしなあ。しかしこのお方、刺青マンにしては珍しくカラスの行水で、 こっちが「ありゃ〜もったいない」と思うほどの早湯。上がってから、早湯の刺青マンと並んで一服。例に漏れず、上下揃いのジャージであるっす。

高い天井、そして壁画が印象的な銭湯っす。地味ながら悪くないっすね。 帰りは新宿商栄会っつー、これまた地場的な商店街を抜けて、明治通りを新宿2丁目へ。そうか〜、今はアクセスめちゃ悪だけど、大江戸線が出来れば駅のそばになるんすねえ。待ってるぞ!大江戸線!

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(2000年5月)