場所 西武新宿線 新井薬師前 徒歩5分
びっくり壁画銭湯！
新井薬師前の鶴の湯にいったっす。新井薬師前北口を降りて北上5分ほど、煙突発見。ここは破風造、オリジナルの暖簾もなかなか。下足の鍵はカナリアの…ここで 新たな発見。今まで「anar」だと思っていたのだが、良く見ると…おお！両側がCとY の字になっているではないか！これで「Canary」か！今まで知らなかった…傘立ての鍵もあんまりみたことないTOKYOのタイプっす。
さて、自動ドアから番台へ。むろん伝統銭湯、天井高い。脱衣場のロッカーは通常のタイプ。脱衣場に宝船だの、縁起ものの額縁。トイレに入ってみると…おや、据え付 けがロールのトイレットペーパーでなくて、積まれた「ちり紙」、しかもゴワゴワタイプ。いまどきこんなもの、どこで売っているんだろ。普通のペーパーより高いんでないの？
じゃあ中に入りますか。天井高い伝統系銭湯。桶は無地の黄色桶。カランはレバー 式、扇のマークが入っている。シャワーともども湯量、温度文句なし。温水のみの立ちシャワーブースが出入り口に一機。まあまあ混んでるっす。10人くらいかな？
髪を洗っていると、ふと視界に妙なものが…壁画なんだけど…白っぽい？良く見てみ る と…これがまたすげーペンキ絵であっけに取られる。
男湯富士山…雪を頂上に抱いている。ここまではフツー。その下にスキーのゲレンデが。 これも珍しい。しかもロッジ、雪ダルマ。で…装飾した巨大クリスマスツリー。これ また珍しいが、ここまでも理解の範囲であるっす。で…
ゲレンデに、トナカイに乗った…ビキニギャルのサンタクロース！？赤いビキニである。 トナカイ2頭。背中に袋。銭湯、富士山、スキー場、ビキニサンタ？しかも、上の方に 「ペントハウス日本版 毎月30日発売」だと。ありゃ〜。ゲレンデの下には湖、そこにぶんか社？そんな帆を張ったヨットが泊まっている。こりゃ〜たまげたなあ。
肝心な風呂に入ってみる。2槽式、浅いのと深いの。深い方には粗い泡、浅い方は3点ジェット2機とバイブラ。温度は42度くらい。銭湯マップには「新宿の井戸水の名水」と あるが、確かにフツーの白湯よりもお湯がこなれてるっつーか、優しい気がする。いい湯っす。 この水で、ぬるめ湯のバイブラにつかると、なんかじわーっと来るような感じ。
上がりは脱衣場でビン入りアクアブルガリアで一服。すばらしいことに、この銭湯は庭、そして立派な鯉が泳いでいる。番台おやじもなんとなく優しい。優しいオヤジって なんかいいっすよね。あ、スケベ系でわないよ。
ふと見ると、番台の上に招き猫とフクスケ人形が。親父に許可を貰い思わず撮影。しかしこの銭湯、マニアなら一度壁画を見に行くべきだぞ。お湯もいいし。
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（2000年11月）
