福井湯

（ビル銭湯）

東急　戸越銀座駅　徒歩5分

戸越銀座の福井湯へ。戸越銀座、この商店街も本当に長い商店街、なんとなくこういう商店街は歩くだけでウキウキするものっす。戸越銀座をちょっと外れて5分ほど、都26号線沿いにビル銭湯。

（エラく長い、戸越銀座の商店街、日本でも有数？）

下足板の鍵は松竹、中に入ると完全フロント形式、番台の年季入ったお姉様は伝統タイプだな。基本的にシンプル、フロント脇に広めのロビー。

脱衣場へ。脱衣場天井はビル銭湯のために低いっす。ロッカーの鍵は松竹のシリンダ錠、KEIHOKUのアナログ体重計。隅に古い長いす。基本的にシンプルそのもの、整然とした脱衣場。

浴室へ。ビル銭湯の割には天井が高い…上部のタイルも細かいから、この銭湯実は結構古いのかな。天井は少しだけアーチが入っているっす。しかし、ぱっと見明るくて「いい銭湯」っつー感じが高いっす。桶は黄色の無地桶、普及タイプの椅子。島カランは1列、カランは茶色の6角、シャワーともども湯量、湯温OKっす。出入り口近くに温のみの立ちシャワーブースが2機。

なんっつーんだろうか…特に目立った特長はないんだけど、明るくてシンプルでいい感じの銭湯。あっしは「シンプルイズベスト」なんて全く思ってないニンゲンだが、それでもこの銭湯は「いいシンプル」。

ビジュアルは最奥部の壁一面が山と湖の既製品？のモザイクタイル絵。脇に山小屋があるのがちょっと珍しいっす。男女の境は魚のモザイクタイル絵。さらに脱衣場側の壁上部のタイルに、アヤメ？の絵がかかれているっす。

さて風呂だ。最奥部に2槽の基本スタイル、温度はどっちも43度っつーところ。浅風呂は泡と、脇に8穴の寝ジェットが2機。枕部分が丸くタイル張りになっているっす。深風呂は泡少々。

上がりはフロント脇のロビーでTVみながらアクアブルガリア。フロントの脇にドリンクケースがあって、数種類のソフトドリンクが置かれてあるんだけど、このドリンクが綺麗に揃って置かれているっす。几帳面な性格なのかな…種類はさほど無いけど、このドリンクの置き方がこの銭湯の雰囲気を集約しているような感じっす。っつーことで、地味な銭湯だけど、なんか分からんがいい銭湯っす。

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（2004年4月）