れんが湯

2003年5月末をもって廃業しました


(レンガはどこにあるんだろ?)

aqua.gif (191 バイト) 京急新馬場駅 徒歩5分

新馬場の、れんが湯へ。京急新馬場駅から徒歩5分ほど、天王洲アイルからも10分くらいか。旧東海道からちょいと一筋入ったところ、巨大煙突。なんっつーか格式とかそういうのは全然無いような、タダの古い建物だが、正面の行灯看板の「れんが湯」っつー字が、ヘタウマっつーか味がある。で、暖簾が…東京銭湯にしちゃ珍しいっす。男女分かれた入り口で暖簾がちぐはぐ。


(味がある、暖簾がちくはぐ。正式屋号は煉瓦湯か?)

で、下足入れが…これまた…フツーは統一が取れているようなもんだが、さくらの旧式、おしどりが混じる。しかも傘入れは松竹も。このちぐはぐさは東京銭湯としては珍しいっす。で、正面を見ると…お、珍しい。玄関から浴槽まで素通しで見えるっす。だから縦長の暖簾だったのか。地方では良く見るけど、東京でオープン系の銭湯は珍しいっす。

当然番台形式。古い銭湯っす。脱衣場天井は高いんだけど、天井フチの部分が黄色、赤、緑に塗られている…ラスタ銭湯?EIKO SCALEのアナログ体重計、旧式のマッサージ機。ロッカーの鍵が…これまたレア?さくらの旧式、おしどり…これまた珍しいが…あ”?大日乃出錠!?東京でこれを見たのははじめてだぞ…それにしても、なんてまとまりの無いロッカー鍵群。と思いながらも、一番新しいと思われる取りつけタイプのシリンダ錠のロッカーを使う。丸籠も重ねてあり、結構現役で使われているようっす。脱衣場真ん中にダイニングテーブル。あとは長いすに灰皿。TVではGY戦。

浴室へ。島カランは1列だがシャワー無し。カランは7667の配置っす。割と縦長。天井は高いけど、アーチ形状の珍しい形っす。カランは赤青温泉マークカラン。湯量、湯温シャワーともども適。で、なぜかこの銭湯、脱衣場と浴室の間の戸を開けっぱなし。それはそれで風通しが良く、この季節なかなか気色良いが…っつーか、浴室からTVが良く見える。

壁画は残念ながら椰子の浜辺の壁紙っす。あと、男女の境にモザイクタイル絵が3つ、橋と風車と渓流。男女の境、タイルに書かれたものなら良く有るけど、3つ並びでモザイク、っつーのは珍しいっす。

さて浴槽。最奥部に2槽、シンプルな東京型っす。っつーか、イロモノなし。浅風呂にわずかに泡が出てるが…温度は熱めで44度くらいありそうっす。温度計は49度を指していたが…深風呂も同じくらいっす。となりから、女湯の雑談が良く聞こえる。女湯はずいぶん話好きの模様っす。

上がりは…ドリンクをチェックするも、オロナミンCとビールしかないのでパス。古い銭湯だけど、結構現役の雰囲気のあって、庶民派バリバリの銭湯、これは番台のお姉様が元気がいいからそんな気がするのかな?でもそんなに客が多いわけでもない し、設備もかなり老朽化してそうだから、結構キビしいだろうなあ…


(隣は飲み屋?)

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(2002年6月)