三光湯


(むくり破風ですかね)

aqua.gif (191 バイト) 東急目黒線 西小山駅 徒歩8分

西小山の三光湯へ。住所は品川区荏原になるっす。この銭湯、マップには駅から20分なんて書いてあるんだけど、隣湯は駅8分の表示。だいたい地図を見たって10分もかかるわけないっす。23区内で最寄の駅から20分以上かかるところなんて、いくつかしかないっす。なんてアバウト。面白いので行ってみる。

西小山下車、すずらん通り商店街を抜けて住宅街に入り…やっぱり10分もかからんぞ。徒歩で8分くらい。なんでわざわざ遠距離表示すんだろ?とりあえず屋号入りの巨大煙突発見。むくり破風の小屋根になっているっす。

玄関前に大きく花が生けてあり、香り漂うっす。下足板の鍵は松竹。一応番台だが、位置が低いフロント的な番台。脱衣場の天井は高く、格子になっているっす。ロッカーの鍵は松竹のシリンダ、丸籠もいくつか積んであるっす。KEIHOKUのアナログ体重計。寝るタイプのマッサージ機。あと、脱衣場内、結構鉢植えが置いてあるっす。植物が好きな女将さんなのかな。男女の境にはTVがあるが、スイッチは入っていないっす。

さて浴室へ。桶はケロリン。島カランは1列、カランは温泉マークの赤青。比較的明るい感じの浴室。天井は高い東京型2段。特に余計なものはないっす。カランはシャワーともども湯量、湯温OKっす。

浴槽へ…その前に壁画。この銭湯も立派な壁画だなあ。男湯は堂々とした富士山。まだ新しい…半年くらいかな?早川師の西伊豆からのショットっす。早川師は男性的な、太くて原色に近い色使いが特徴っす。絵柄も波が岩に当たって飛び散っているところが前面。

浴槽は一般的で浅深2槽式っす。浅い方はブルーの湯内ランプにバイブラ、あと3穴のジェットが1つ。深風呂は完全に座ジェットコーナーになっていて、7点の座ジェット水枕付きが2機。この構成は良く見るパターンっす。しかし、銭湯って設備産業なだけに、浴槽設計&建築は大事っすねえ。現状とか、客層、経営者の意向、その他もろもろのことを考えないといい銭湯は出来ないんだろうなあ。

上がりは脱衣場でビン入りラムネ70円を賞味。やはりこのエリアでは風見商会のラムネだろうなあ。他にビン牛乳その他。それにしても、70円で出しているっつーことは幾らで卸してるんだろなあ。まあ、っつー訳で伝統的な東京銭湯だったっす。

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(2002年2月)