(ビル銭湯)
場所 JR大森駅 徒歩5分
午後から急に寒くなった日は、大森の水神湯へ。大森駅北口を降りて5分ほど、途中にかなり大きな集合住宅があるっす。しかしJR大森駅っつーのもなんか分からんな…京急沿線の方がなんか街らしい気もするが。
(団地の近くの銭湯は有利)
さて水神湯、古めのビル銭湯。隣はコインランドリーになっているっす。玄関入口、よくタイル絵がある場所にニューヨークの夜景?壁紙。その上には「千客万来」の額が飾ってあるっす。下足板の鍵は何とおしどり、うむ〜、松竹錠工業のすぐ近くなんだが…
中に入ると番台形式、脱衣場の天井はビル銭湯としては割と高いか?古いビル銭的高さ、番台の上に、たまに見る4人の和服の踊り子?の壁紙。これって男なんじゃないかな…男女の境に柱時計、TV。ロッカーの鍵はおしどりの古いシリンダ錠なんだが、これが何とヒモも何にもついていない、そのまんまの鍵。YAMATOのアナログ体重計、旧型マッサージ機。
さて浴室へ。結構小ぶりの銭湯だな…天井はやや逆Vの字になっているっす。島カランは1列、桶はケロリンの黄色、結構年季入ってるな…普及型の椅子。カランは透明の6角のものなんだが、湯がぬるいな…逆にシャワーは少し熱め。カランの湯が少し色がついている気がするが…この辺りの水、もしかして硬度が高いのかな?洗い場回りの付着を見ると、そんな感じもするっす。出入口近くに冷温の固定の立ちシャワーブースが一つ。客は…おらんなあ、一時あっし一人だけになったっす。
さて、この銭湯の見どころ、それは壁画。最奥部の壁一面にタイルに書かれたタイル絵。巨大なアーチ橋、深い山中の背景っす。男女をまたぐアーチ橋、あっしのあの橋を渡って、あっち側に行って見たいな…男女の境には古い広告がいくつか、なぜか立会川駅近くのものが多いっす。
浴槽は最奥部に深浅2槽の基本形、温度は両方とも結構熱く44度くらいかな?もっとも温度計は50度を指しているが…浅風呂に2穴の座ジェットが2機、湯内ランプもあるけど点灯はしてないっす。深風呂は泡になっているっす。この深風呂に目一杯カラダを横たえて壁画鑑賞。なんだかんだと寒い日の銭湯は極楽っす。
ドリンクはビン牛乳を始めいくつか。脱衣場は比較的綺麗にしてあるっすねえ。しかし番台の爺さんも結構年季入ってるしなあ…いつまでもこうして爺さんに働かせるのは、果たしてイイことなのか、悪いことなのか…ま、仕事があるウチは銭湯の人はみんな元気そうっすけどねえ…ところで、この銭湯に行く途中にあった、とんとん亭っつー店のトンカツはとろけるような脂身で旨かったぞ。
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(2004年2月)