第二宝湯


(ちょっとモダンな感じの外観)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR荻窪駅 徒歩15分

今日はサウナに入りたい気分になって、荻窪の第二宝湯へ。荻窪駅北口から天沼方面、藤の湯の前を通って駅から15分ほど。荻窪駅前のビル、今や日本HPのビルだけど、このビルができたのは…91年か92年頃か?かつてはDECのビル、さらにCOMPAQ、そしてHPへと次々と変わって行くなあ。


(天沼商店街)

さて、前方に巨大煙突発見。間違いなく銭湯だ、と接近するが…どうも様子が変だなあ。いわゆる銭湯っぽい建物ではない…煙突は別として。隣にコインランドリー、っつーのはいいんだが…何かモダンっつーか変わった銭湯。入り口の看板にヒラガナで「たからゆ」とあるから、ここなのは間違いないが…タイルの壁面がライトアップされているっす。

下足入れの鍵が…これが珍しいことにSAKURA-K、常連ロッカーとかに使っているヤツっす。フロント形式なんだが、建物自体がモダンというか何というか…そんなに新しいっつーほどでもないんだけどね。で、さらに驚き!入り口に「携帯電話持ち込み禁止」とあるっす。この時代に、そんなにケータイを憎まんでもなあ…そもそも、みんな持ち歩いてるぞ、どうすんだろ?と思ったが、下の方に小さく「やむを得ず持ち込んだ場合は電源をお切りください。」とあるっす。何か怖いので、本当に切っておく。間違って鳴ったらヤバそうだもんねー。それにしても、最近はビンボー人の方が携帯が必須なんだが…家の電話なしでケータイのみ、つーヤツが増加中。(後注:最近、カメラ付きケータイが激増したため、と理解)


(これっす)

サウナ代はプラス300円の700円、払うとバスタオルとリストバンドを貸し出し。フロント前にはやや広いロビー、むろんTV。風呂グッズも販売中。さて、脱衣場へ。ビル銭湯?のため天井は低め。ロッカーが…これまた変わっている。なんつーか、積み木状に隙間とロッカーが並んだ配置。表現が難しいんだが…ロッカーの鍵はSAKURAV、ただロッカーのスペースが結構狭いから、冬場はちょっとツラいかもしれんなあ。まあ、近場の客を想定しているんだろうが…脱衣場中央にで〜んと居心地が良さそうな半寝椅子が二つ。この辺りもなんとなく変わっているっす。変わらないのは古い重そうなアナログ体重計、「寶湯」とあるから、改築する前から使っているものだろうなあ。脇のドアとコインランドリーと直結、っと、直結はいいけど、脱衣場直結っつーのは珍しいぞ。あとこの銭湯、男女の構造がどうも非対称のようっす。

さて浴室へ。この浴室がまた、一味違ってるんだが…天井はアーチのようになっているっす。で、ビル銭湯かと思ったが、どうも木で張られている天井。桶と椅子は普及タイプ、島カランは1列。出入り口近くに冷温立ちシャワーブースが二つ。カランは5角の銀色、シャワーともども湯量、湯温OKっす。客は結構少ないなあ。

で、最奥部の壁には大きなペンキ絵。このペンキ絵が、渓流に森に空、っつー実にシンプルなものだが、いわゆるペンキ絵師のものでは無さそうだ…誰が書いたんだろう?結構プロっぽいからペンキ屋かなあ。男女の境にある柱がピンクに塗られているのもなんか変わっているっす。

さて、浴槽へ。端がミクロバイブラのある主浴槽、温度は42〜43度っつーところっす。なかなか快適。その脇に7点の座ジェット、ステンレス枕付が2機。その横にデンキ風呂、このデンキが…強い!?東京最強レベルだな、このデンキは。デンキに慣れているあっしでさえ、真中にいるのがやっとでなかなか電極に近寄れないっす。割とケイレン状態を楽しむ。その脇に水風呂っす。

続いてサウナ、サウナは1段で砂時計が一つ。中に木の枕が一つあって、他に客もいないんで、枕を使って寝っころがって、なかなか快適。サウナを出たら水風呂、結構浅い水風呂、冷却はしてないか?二十数度っつー感じっす。

上がりはフロントでコアップガラナ120円を賞味。そういや、この近くの第一宝湯にも置いてあったから、姉妹店っつーことだろうなあ。その他、ドリンク類は結構豊富に置いてあるっす。で、フロントの椅子が、これまた別に強調するほどでもないが、変わっている。TVではG戦のダイジェスト、お、故障者続出でもヨシノブが大活躍してるじゃん。っつーことで、なんか一味変わった銭湯っす。表現が難しいので、とにかく行ってみては?


(帰り道にあったヘンな看板)

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やすの紹介ページ

(2003年4月)