秀の湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR西荻窪駅 徒歩10分

おのおのがた、初湯は入ったかな〜?1月2日は、スーパー銭湯なんかが激混みだったみたいっすねえ。

さて、1月2日といえば朝湯。午前中に出るはずだったのだが、初詣だのその他雑用をやってたらすでに3時。う〜ん。たいがい2日は昼過ぎで終わりだよなあ。が、今年はTSさんに頼み込んでつくってもらった「年末年始営業予定」が湯屋会にある。さっそく杉並エリアを調査、出来れば正月だし露天がいいなあ、なんて贅沢をぬかしてたら、西荻窪に秀の湯発見。まったく銭湯に関してインターネットは超使える。

西荻窪下車、徒歩でも10分くらいなんだが、ちょうど駅前に井荻行きのバスが停車中だったので、これで西荻北銀座を北上、桃井4丁目で下車。青梅街道からちょっと入ったところに煙突発見。回りに支えがついてるタイプっす。

入り口は…イルミネーションしてある。両側がコインランドリー。下足の鍵は松竹の鉄鍵。完全フロント形式で広めのロビーもあるっす。料金払おうとすると、前にいた親父が「今いくらだったけ?」なるほど、一年に一回、正月だけ銭湯くるんだな。とすると朝湯は非銭湯人への絶好のPRのチャンスにもなるわけだ。銭湯料金400円といっしょに、サウナ代300円払うとバスタオルと、サウナ証のリストバンドをくれる。バスタオルのみのところもあるが、いちいちバスタオル持って浴室動くのって超面倒だもんね。リストバンド形式が一番便利っす。バスタオルだと人の混同しそうだし。

脱衣場へ。もともと伝統銭湯らしい、高い天井。2段のロッカーがあるのは助かるっす。ちゃんとロッカーもあるし。脱衣場奥はテーブルと灰皿。さて、中に入るか。

浴室は伝統銭湯の高い天井ながら、改装してありニュータイプになっている。んでもって…さすがに2日の夕方やってる銭湯だけあって、混んでる。カランの空きがほとんどない。睦和の無地の黄色桶を持って、やっと空いているカランを探す。カランは茶色6角のプラスチック、湯量、温度ばっちりっす。浴室内壁画等はない。が、むかしはあったんだろうなあ。入り口近くに立ちシャワーブース2機、冷温両方。

さあて、どう回ろうか。まあまずは露天へ。再奥部が露天風呂、露天部分にはカランもあるタイプ。木の腰かけと、鉢植えの類。当然岩風呂っす。3人サイズかな。天井が完全オープンなので気色よいっす。湯温は40度を切るかなりのぬるめ、ちょっと塩素臭いが、まあゆっくりと正月のぬる湯を楽しむ。

さて続いてサウナだ。サウナはかなり脱衣場へ回りこんだ形。2段で、L字になっており、10人くらいは入れそう。12分計。TVが付いてて、宮本武蔵をやっているので、つい見入る。こちらもまあ混んでいる。で、水風呂。20度切るかな?二人サイズで、これまた気色がよいっす。しかし水風呂のある銭湯っつーのはいいもんだ。

で、薬湯槽。14種の漢方をブレンドしているとか能書きがある。温度は40度ちょいくらいのぬる湯。これもよかよか。そして主浴槽。温度は42度でやはりぬるい部類にはいる。イロモノはまずデンキ風呂から。デンキはかなり弱い方かな?間隔が広いせいか?間隔が広いと、電極に身体を近づけたり離したりして調整可能。バイブラはかなり噴出強し。あとは座ジェットが3機並んでいる。

全体的にぬるいのがちょっとアレだが…まあ正月だからこんなのも良しか。さほど時間を急ぐ必要もない。上がりはロビーでアロエジュース。ドリンクもなかなか充実だが、特にビールが4銘柄くらいあるのが珍しい。ロビーにはマッサージ機もあり。

っつーわけで、必殺技はないんだけど、全体的にバランスのよい、「使える」 銭湯っす。一般向けにはお勧めだな。

Deep Acidの紹介ページ

やすの紹介ページ

(2001年1月)