場所 JR荻窪駅 徒歩10分
荻窪の泉湯に行ったっす。荻窪駅南口から徒歩で10分ほど、環8の手前にあるっす。入口にコインランドリー、建物は破風造りとかではないが、なかなか古い建物。環8から煙突が良く見えるんでないかなあ。下足の鍵は松竹錠。
 （荻窪南口 すずらん通商店街） |
 （荻窪南口 仲通商店街） |
男女入口が別なので番台かと思ったら、この銭湯かなり無理やりフロントに改造したような構造。番台の親父はなかなか丁寧っす。歯ブラシが置いてあったので、今日は歯ブラシ40円も一緒に買う。
脱衣場、もともと古い銭湯なんで、天井は高いっす。センターにソファセットとテーブル、テーブルの上には2紙のスポーツ新聞。片隅にマンガが積んである。なんとなく「荻窪系」という言葉が出てくるっす。昭和終期ごろのフレーバー っすね。脱衣場にドリンクケース、ここに置いてあったらタダで持ってくヤツがいるんでないかなと思うが、それなりの信頼関係が出来てるんだろな。
浴室へ。これまた典型的東京銭湯、天井高い2段型。入り口に温のみの立ちシャワーが一機。島カランは1列で比較的綺麗、全カランシャワー付き。黄色の無地桶を持ってカランへ。カランは六角の茶色プラスチック、一番多いタイプ。シャワーともども湯量、温度よしっす。人はそこそこ。
さ、浴槽へ。基本的に東京銭湯の奥配置だが、イロモノが結構多いっす。で、今日は嬉しいことに薬湯ラベンダー湯、しかも入浴剤じゃなくてちゃんとした薬草もの。わずかに茶色い湯に、いい香りっす。湯は檻の中から湧いて出て、中にタヌキが入ってるっす。湯温度は43度くらいか？
浴槽上部は模様タイルになっており、さらにその上が富士山のペンキ絵。手前は海？湖？女湯は島嶼の絵のようっす。
まず横に並んだ座ジェット2、足裏噴出もあって気色が良いのだが、なぜかここのジェットは気泡が混じっていない。故障中かな？で、ミクロバイブラ、これが結構上昇泡がキョーレツで、湯中で浮揚されそうになるっす。続いてスーパージェット、押しボタン式だがかなりキョーレツ。こっちにも気泡が混じって いないっす。で、デンキ風呂。そこそこデンキは強い。身体をひねくって、あちこちにデンキを当てる。
上がりは脱衣場でスポーツ紙を見ながら缶ネクター、ふとここでびっくりモノを発見。ゲーム機が二台あるのだが…なんと！現役稼動中の上に、しっかりその前で遊んでいるヤツがいる！しかもジャンピュータ。どういうこった？昭和時代に逆戻りしたような感じ。
それにしても、天然ラベンダーの薬湯はいいっす。イロモノも充実してるし、常湯として家の近くに欲しい銭湯っすね。帰りは旧DEC、今COMPAQのビルを眺めながら荻窪駅へ。
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（2001年6月）
