亀の湯


(昭和的ビル銭湯、上はサウナ)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR荻窪駅 徒歩18分

荻窪の亀の湯へ。ここは結構駅から遠いから残っていたのだ。荻窪駅に着くと、ちょうどバスがあるんで、これに乗って青梅街道から環八を北上、銭湯マップ通り清水2丁目下車。ここから結構あって、住宅街のド真ん中だからちょっと分かりずらいっす。バス停から徒歩3分ほどかな。


(これは通りから見た感じ)

外観は完全ビル銭湯、なんと2Fは「おぎくぼラドン・サウナセンター」になっているっす。要するにサウナ併設の銭湯。一部にコインランドリー。行灯看板が通りに出てるっす。でも、サウナの方も夜11時までだけど、1200円か…結構安いなあ。今時、サウナ代入れたら1000円以上する銭湯も結構あるからなあ。


(裏に回ると、ビル銭的煙突と大きな貯水施設)

下足入れは松竹の鉄板鍵、完全フロント形式っす。っつーか、これ改装したのかもなー。元々ビル銭ながら番台だったかもしれんっす。フロント前に小さなロビー。脱衣場天井は、ビル銭にしてはまずまずの高さだから、それほど新しい銭湯っつー訳ではなさそうだな。

ロッカーの鍵は松竹のシリンダ。デジタル体重計、旧型マッサージが…何と100円?特に脱衣場自体には他に何もないっす。なお、脱衣場は禁煙。脱衣場禁煙銭湯、最近激増中っすねえ。脱衣場から浴室に入るところに、流しが一つだけあるんだけど、ここが両側ドアで独立した構造。「身体拭き」 スペース?

浴室へ。浴室の天井も同様に、ま、ビル銭湯にしちゃまずまず。桶はケロリン、椅子は普及型。島カランが一列、脱衣場と浴室の間のガラスには何と例の水中目バリ裸婦。規模としてはやや小さめの銭湯になるかな〜。でも結構混んでるっす。駅から遠いんだが…荻窪っつー土地柄か?

カランは銀色の六角カラン、シャワーともども湯量、湯温OKっす。カランの上に「置き棚」があるのがいいっすねえ。出入り口近くにはボディシャワーブース、これがしっかり冷温のボタンがあって、噴出も結構強いっす。使える。ビジュアルは…お、あった。奥でなく脇の壁の上部に、南国の砂浜の写真が張ってあるっす。

さて、肝心な風呂だが…これがまた、変わってるっす。最奥部の壁面は岩風呂風になってて、これはこれで良いのだが…なんとこの銭湯、半分以上がラドン温泉。しっかりガラスで仕切られた部屋になっているっす。これは銭湯としては珍しい…とりあえず入ってみるか、お、ラドン臭。しかも…結構ぬる湯。40度弱くらいか?

しかし…これはこれでいいかも。スーパー銭湯的っつーか、ゆったり長湯する時に大変向いている槽っす。わずかに泡がポコポコ、一部滝状に湯が落ちてて、ここで打たせ湯の代わりをすることが出来るっす。

で、その隣の外の部分、ここは7点の座ジェットが2機、こっちは熱めで43度くらいあるっす。高温槽があれば十分満足できるっす。それにしても…スー銭と違って、限られたわずかなスペースに、思い切った絞込みをやったなあ。でもいいかも。ラドンの方はみんな気色良さそうに入ってるっす。単なる40度の湯じゃ不満だけど、密閉されてるから、サウナ効果があってそれはそれで満足な部分があるっす。

上がりは…フロント前には大塚系の自販機、あと、アイスのケースもあるっす。さらにTV。小さいながら、地味ながらも個性のある銭湯っす。帰りは荻窪まで歩き…15分以上、18分くらいあるかな。駅前の鳥もとは今日も満員御礼っす。


(荻窪駅前、「鳥もと」は満員)

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(2003年6月)