吉の湯


(古いビル銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄 新高円寺駅 徒歩20分 もしくは 井の頭線 西永福 徒歩25分

祝!銭湯マップ杉並3全軒達成!

杉並区でも超不便な場所にある、吉の湯へ。銭湯マップじゃ「バス」と書いてあるんだけど、最寄の駅は…どうも新高円寺のようだ。っつー訳で新高円寺から五日市街道を下る。新高円寺からバスも出てるみたいっすけどね。松の木の商店街を抜け、成田東へ…あ、煙突が見えてきた。


(松ノ木商店街)

ところがここからが杉並地獄。道がすんごい。狭くて猫の通るような道の上に、なんと袋小路多数すぐ前に煙突が見えているのになかなかたどり付けない。こりゃ樹海だよ…それでもなんとか到達。迷わなくても20分くらいあるな…

古い感じのビル銭湯。隣はコインランドリーで…地下が駐車場?階段を上がって玄関だが、この暑さで玄関前で猫がだらしなく寝そべっているっす。牛乳石鹸暖簾。下足板の鍵は古いさくら。中に入ると、これまた番台を無理やり改装したようなフロント形式。フロントのお姉様が「かばんをお預かりしましょうか?」「あ、いいっす」「そうですか…?」


(死んだように寝てるニャンコ)

脱衣場の天井は古いビル銭的でフラットっす。ビル銭にしてはやや高い天井。ロッカーの鍵はSAKURAV、EIKO SCALEのアナログ体重計、大塚製薬の自販機、旧型マッサージ機、椅子がいくつか。壁には杉並名物「イレンジャー」のポスター。あと、動作してないジャンピュータ、昔はこの卓が賑わったんだろうなあ。さっきのお姉様のヒトコトが気になって、浴室から見えやすい位置のロッカーを使う。

浴室へ。これまた天井がフラットなビル銭湯、ただし古いので天井は高めっす。桶は黄色の無地桶、灰色椅子。島カランは2列でシャワー無しだが、そんなに広い感じはしないっす。出入り口近くに冷温の立ちシャワーブースが1つ。カランは透明の8角のカラン、シャワーともども湯量、湯温はOKっす。奥にスチームサウナらしき部屋があるのだが、もはや利用されていない模様で、奥にはいろいろ道具が突っ込まれているっす。

こんなビル銭湯にもペンキ絵。ただし、男女の間が途中で分断されているのでやや迫力に欠ける感じはあるっす。この絵は中島師かなあ。男湯は富士山。その下に広告がいくつか。背景広告社は機能してるのかな…?

浴槽へ。東京典型の深浅2槽タイプ、浅風呂は湯内赤ランプ付きっす。2穴のジェットが2つ、湯温はやや熱めで43〜44度くらいっす。ジェットの噴出は強く、なかなか気色がよろしいっす。さらにひっくり返って、富士山を見ながらジェットに足裏を当ててみる。深風呂は泡、浅風呂と温度はさほど変わらず。

上がりは脱衣場で缶入りのお茶。自販機にはビールも置いてあるっす。フロント前のガラスケースにはビン牛乳も。それにしても古い銭湯だなあ…この近くに強力な白山湯っつー存在もあるし、もしかしたら早めに行っておいた方がいいかもしれんっす…帰りは和田掘公園を抜けて高千穂大学の脇を抜け、西永福へ。こっちでも25分はかかるなあ…杉並区のチベット的存在かもしれん。

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(2002年7月)