高砂湯


(クリスマスツリーも)

aqua.gif (191 バイト) 場所 都営地下鉄新宿線 菊川駅 徒歩4分

今年も早くもゆず湯の時期になってしまった…今年は何軒入ったかな?っつーことで、今年のゆず湯は菊川の高砂湯へ。菊川駅を降りて三つ目
通りを北上4分ほど。それにしてもこの辺りは区画が縦横きっちりしてるなあ、遠くから夜回りの拍子木の音が聞こえるっす。上がマンションっぽいビル銭湯だな…煙突はビルと一体化したビル煙突。

さっそく煙突を撮影しようと、銭湯脇の小路をウロウロ、ふと向こうを見ると、「青年」っつー年ごろの男がこっちを不審そうに見ている。脇をすり抜けて行こうとすると「何してんですか」、ん、イカツイ顔でこっち見てんな〜、怪しいものと思われたか。ここは朗らかに「いや、煙突の撮影を」セリフにウソがないから自然体、「煙突〜?」全く予想外の答えに戸惑ってるっす。

良く見ると、勤めかえりか?マジメそうな地元の青年。気色ばんだ顔を見ると、思わずからかいたくなるのが性癖なんだが…しかし考えてみると、どう見てもあっしの方が不審者、向こうは不審者に声かけするマジメな青年。うむ〜、あっしの方が悪いか、と思いそのままに銭湯の正面の撮影に入る。町田師匠もかつて銭湯の回りをウロウロしてて地上げ屋に間違えられたらしいし、ま、マニアにもいろいろ苦労はあるわな。

正面はクリスマス前のせいか、イルミネーション。完全ビル銭湯、前にキリンビールの、飲食店とかで使う行灯看板があるが、これにマジックで「サウナ」と書いてあるっす。新しい銭湯だが、どういう訳か下足鍵の板はさくらの旧型。中に入ると完全フロント形式、サウナ代はプラス200円の600円、払うとバスタオルと引っ掛け鍵を貸し出してくれるっす。


(なんちゅー看板やねん…)

さて脱衣場へ。基本的に小ぶりのビル銭湯だな…でも建物は結構新しいかも。脱衣場天井は低いっす。ロッカーの鍵は松竹のシリンダ、縦長ロッカーもあるのは嬉しいっす。リストバンド鍵になってるから、かつてはサウナ専用のロッカーだったのかな。

浴室へ。これまた天井の低い小ぶりなサイズだが…結構人が多いじゃん!桶は黄色、椅子は普及型だが、高い椅子もあるっす。島カランは1列、カランの上に「置き棚」があるのは、サウナのタオルを置いておくにはちょうどよいっす。カランは銀色の8角、シャワーともども湯量湯温OK、出入口近くに冷温の立ちシャワーブースが1つ。カランは窓側から3556の19個。なかなか綺麗な銭湯。

さあ、今日の目的のゆず湯だ…基本的に最奥部に2槽式で、それぞれにメッシュに入ったゆずが浮かんでいるっす。湯が黄色になってる…香りもいい、これは湯が期待できるなあ。

浅風呂から。一部バイブラ、脇に3穴の座ジェットが二つあるっす。少しぬるめの湯か…?42度くらいっす。それにしても、ゆずの湯感はいいっす。かなり当たりのいい湯になっている…これだから同じ温度でも長湯できるんで、結果的に温まるっつーことではないかなあ。深風呂はボタン式のジェット、片方が7穴の座ジェット、もう一方が1穴のスーパージェット、いずれも噴出はかなり好調。

そして引っ掛け鍵を使ってサウナへ。ん〜、この銭湯の広さからして、サウナの比率は高いな…6人以上は入れそうなサイズ、温度を見るのを忘れたがまあまあソフトだったんで、多分90度くらいではなかろうか。砂時計が一つ、あとデジタル時計が一つ置いてあるっす。秒針が無いのが残念だが…サウナに入っているとき、あの秒針の動きを見るのが時間ツブしだったりする。あと、しっかりTVがあるのはいいっす。サウナの後は水風呂、今日はなんと15,6度のかなりの冷たさ、水温自体がかなり低いからな…冬は水風呂の冷却の具合が今一つわからんかもなー。とにかく冷たい、二人なんとか入れるサイズで、泡噴出が少々。

っつーことで水風呂も冷たいんで、ゆず湯、サウナと交互に、たっぷり入りまくってきたっす。上がりはそのまま出てきたんすけど、フロント前に小さめのロビー、ドリンクはビン牛乳をはじめ何種類か。っつーことで小ぶりながらなかなか清潔感高く、居心地の良い銭湯だったっす。それにしても…犯罪者と勘違いされないように気をつけろよ!(-_-;

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(2003年12月)