白水湯

（ビル銭湯）

場所 地下鉄入谷駅 徒歩2分

恐れ入谷の鬼子母神っつーか、入谷の白水湯へ。台東区っつーのは高い建物が少ないから、今となっては東京の中でも古い雰囲気がするっす。入谷駅を降りて2分ほど、この辺の商店街も近代化してないなあ。すぐにビル銭湯的煙突が見えてくるっす。

上がマンションになったビル銭湯、隣にコインランドリー。台東区の銭湯っつーのは意外にビル銭湯が多い…建て直しが早かったんだろうなあ。牛乳石鹸暖簾、下足板の鍵は松竹。

完全フロント形式、フロントに「サウナ500円」とある…妙に高いなあ、なんて思って1000円出して、100円もらったつもりで良く見ると500円玉。やた〜、釣りを間違えたか！？と急いでポッケに突っ込むが、良く考えてみたら銭湯の料金なんて間違えようがない。最初からサウナ込み500円だったのね…

サウナ証代わりのバスタオルの貸し出し、サウナ100円っつーことはほとんど貸しタオル代だよな、結構良心的な価格だな。ところでこのフロントの若旦那、まだ春浅いのに妙に顔が日焼けで黒い…

さて脱衣場へ。ビル銭湯にしては天井高い方かな。ロッカーの鍵は松竹のシリンダ。天井には木の構造で模様が入っているから、ビル銭湯としてはそこそこ古い方だな。旧式マッサージ機。センターにはで〜んと2畳分の長いす。

浴室へ。ビル銭湯なんで天井はフラット、あまり高くはないっす。桶は黄色の無地、緑椅子。島カランは1列、壁側のカランの上には「置き段」があって、サウナタオルを置くのに便利っす。カランは6角の茶色、シャワーともども湯量、湯温OK。出入り口近くに冷温別になったハンド式の立ちシャワーブースが1つ。最奥部の壁は、浮き出たタイルなんだけど、真ん中に鶴二羽の絵になっているっす。

浴槽は窓際に3槽並び、後はセンター寄りに1槽。窓際最奥が一番広く、バイブラ、緑とオレンジの湯内ランプ。湯温は42度強っつーところか。その隣に1人サイズの薬湯槽、温度は40度〜41度っつーところ。今日は甘草の湯で、結構毒毒しいピンク色。さらにその隣が1人サイズの水風呂、特に冷却してないみたいだから20度台っすねえ。副浴槽が6穴の座ジェット2機、温度は43度弱っつー辺りっす。

そしてサウナ、最奥部についている乾式サウナ、残念ながらTV等は無し。温度は100度弱、12分計が一つ。2段になってて、4,5人のサイズっす。誰も他に客がいないので、寝そべってサウナ、これが一番楽っす。

そんなに特徴ある銭湯でもないけど、結構長湯してしまったなあ…水風呂のせいだろうなあ。上がりはフロント前の小ロビーにてアクアブルガリアのブルーベリー味100円を賞味。その他、あまり種類はないけど、ソフトドリンク等。まあ、サウナ込み500円っつーのはいいよねえ、これが地元にあったら、あっしだったら毎日サウナ生活だよなあ。

（2004年3月）