寿湯


(立派な唐破風と懸魚)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄稲荷町駅 徒歩1分

yellow.gif (192 バイト) 寿湯ホームページ

東上野の寿湯が改装したっつーことで、行ってみたっす。土曜の夕暮れ時っつーことで、ついでにアメ横にも寄ってみる。土曜日のこの時間帯は投げ売りタイムなんすよね。さて寿湯、地下鉄稲荷町駅徒歩1分、上野からも10分くらいっす。丁度近くで夏祭りをやっている模様で、東京音頭と太鼓の音が聞こえてくるっす。玄関は立派な立派な唐破風。懸魚もなかなかいい感じ。花王の銭型暖簾。う〜ん、銭湯。


(立派な懸魚)

下足入れは両脇に広がるような感じで、下足板の鍵は松竹。番台を改装した感じのフロント、で、ここは何と!?男湯のみサウナ&水風呂ありですと。サウナ代はたったの100円、下足板と引き換えにサウナ証である、リストバンドを貸してくれる。その他貸しタオルが小20円、大50円。っつーことは手ぶらでも全然OKっす。

脱衣場の天井はかなり高く、しかも立派な格天井。端が器用にカーブ処理されているっす。ロッカーの鍵は取りつけたようなシリンダ錠だが、最下段を見ると、以前は松竹の鉄板の鍵だった模様。KAMACHO SCALEとあるアナログ体重計、旧式のマッサージ機。縁側、庭、池…あれ?池だと思ったらなんとこれが水風呂!?どう見ても池だよ。

まあいいや、取りあえず浴室へ。天井が高い東京型伝統の2段式。桶はケロリン黄色だが、なんと古いケロリンの白も混じっている!椅子は緑椅子に灰色椅子。島カランが2列もある…全体的に奥行き短く幅広な銭湯っす。島カランにはシャワーがあるが、両サイドにはシャワーなし。カランは温泉マークの丸型赤青レバー型のカラン。入り口近くにハンド式の立ちシャワーブース、冷温ものっす。カラン、シャワーともども湯量、湯音OKっす。

さて浴槽…その前にペンキ絵。奥の背後一杯に、これは中島師かな。奥多摩の渓流の絵、中島師の得意とする構図っすね。女湯は富士山、サウナが男湯のみの分、サービスかな?

浴槽は3槽、深浅の2槽は薬湯。今日は森林浴だけど、ちょっと薄めかな。夏場なので爽やかな香りが気色よろしい。でも結構熱いよ、44度あるな。浅風呂の方は湯内の赤ランプがあり、2穴のジェットが2機。能ガキがいろいろ。深風呂はわずかに泡になっているっす。一番端がバイブラの寝湯、ちょっと幅が狭いけど二人用。こっちはややぬるめで42度くらい。噴出が強いのでマッサージ効果も大きく、なかなか気色がよろしいっす。

さて乾式サウナ。出来たてのサウナなんで、臭いもなく綺麗で気持ちがよいっす。温度は100度強とやや強め。照明も明るく、嬉しいことにTV付き。6人くらいのサイズで砂時計付き。

サウナの次は…名物の「池」の露天水風呂だ。岩風呂になっているけど、どう考えてもこれは池だよなあ。鯉になった気分っす。岩の上の方から水がしたたり落ちているっす。祭の太鼓の音も聞こえてきくる。銭湯、岩風呂、祭の太鼓、日本の夏・キンチョーの夏っつー感じっすねえ。

上がりはフロント前のドリンクケースで物色、結構いろいろ種類はあるな。キリンレモン110円を賞味。フロント前に座るところがないので、脱衣場に持ち込んで一服。それにしても銭湯らしい、いい銭湯っす。


(右手奥は、祭りのステージ)

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(2002年7月)