鳩の湯


(隣の店と兼業の模様)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR池袋駅 徒歩10分

yellow.gif (192 バイト) ゆラックスホームページ

池袋の鳩の湯へ。池袋の東口出て明治通りを北上、六叉路を越えて線路を渡り、その向こうをちょいと入る。この辺りはイカにも池袋。池袋もあっしには縁のある街っす。どうもこの街来ると、なんか苦々しい、貧乏臭い時代を思い出すのはなんだろうなあ。いずれにしても、渋谷なんかに比べると汚くて不健全なイメージがあるっす。


(近くの雰囲気ある飲み屋)

さて鳩の湯、遠くから煙突発見、この辺りもイカにも東京下町風の飲み屋がちらほら。この辺りの飲み屋の気質っつーのはあるんだよね、なぜか。で、完全ビル銭湯で隣がコインランドリーなんだが…びっくらこいたのは番台…じゃないよなあ、フロントか?なんとこの銭湯、料金払うところが「外」にあるっす。暖簾の完全に外!なんか映画館のキップでも買ってるみたいだなあ。隣の店と兼業だからか?

下足の鍵はSAKURAの旧型。で、入り口の張り紙をみて再びびっくり、なんとこの銭湯、「完全禁煙銭湯」!分煙銭湯は良く見るが、完全禁煙は珍しい。かといって別に新鋭の設備でもない、むしろ古いビル銭湯。へ〜。


(なんとまあ、珍しい)

(巡回警備中っつーのは…)

さて脱衣場へ。っつー訳でこの銭湯、番台がないっす。ロッカーの鍵はSAKURAU、脱衣場の天井は低いっす。自動販売機、KUBOTAのデジタル体重計。カバーを掛けた長椅子。シンプルな脱衣場。目立つのは壁の禁煙マーク、その横に巡回監視中?の札。なにを巡回してるんだ?

浴室へ。ビル銭湯なんで天井は低いっす。桶はケロリン、島カランは2列だけど、さほど奥がないので大型銭湯っつー感じはしないっす。それでもカランは総計32個、やっぱり大型かなあ。島カランのシャワーは交互にしかついていないので、センター側のカランへ。カランは赤青温泉マーク付きのレバーのカラン、結構年季が入っているっす。湯温はいいんだけど、シャワーが…結構ボロくて、あっちこっちに水がいってるっす。

さて浴槽へ。この浴槽がこれまた広いんだよなあ…広い割に単なる1槽式。あくまでも一槽。幅が相当あるっす。タイルはそこそこの古さ、湯温はやや熱めで43〜44度。やっぱり43度以上の風呂だと銭湯入った気がするっすね。脇に浴槽内赤ランプが一つ、2穴のジェット3機は割と快調に噴出中。

壁画は欧風の湖畔の建物のタイル絵。ここで回りを見まわすと…お、これは…なんと、男女の境がタダの白タイルになっているかと思ったら、ところどころ模様の入ったタイルが…良く見ると絵文字で大きな「おつかれさま」っつー字になっているっす。かなり荒くて、10ピクセルくらいの感じに無理して描いているもんだから、昔のOCR字っつーか、なんか宇宙船に乗せたメッセージみたいなヘンな字だけど、これは珍しい。しかも、注意しないとわからないっつーあたりが、十分におたく心を満たしてくれるっす。それにしても銭湯に発見は尽きない。

なんてことをしてると…お?浴室内に蛍の光が流れる。まだ20分くらいあるんだけどなあ…なんか浴室に蛍の光が流れると、なんかパチンコ屋みたいだなあ。締めに広い主浴槽でゆっくりと浸かる。かなり暖まったなあ。

上がりは自販機でポッカのビタミンドリンク。飲みながらいつものように胸ポッケへ…おっと、アブない危ない、ここは完全禁煙銭湯だった。それにしてもなんてことないけど、それでも珍しい銭湯っすね。男女の境のタイルの絵文字は、これは見る甲斐があるぞ!


(池袋の巨大ゴミ焼却煙突)

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(2002年2月)