堀の内浴場

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR山手線 大塚駅 徒歩12分

堀の内浴場に行ったっす。って響きがなんとなくアレだが(-_-;、上池袋に堀の内っつー地名があって、そこにあるっす。行きは大塚から。大塚からも池袋からも12,3分くらいか。

大塚駅北口を降りる。実はあっしは大塚には大変縁深いのであるっす。大塚池袋はなぜか音楽スタジオが多く、昔はこの駅で何百回も降りたはず。ずーっと 北口のオレンジスタジオっつーところを使ってて、のちに南口のぺんたも使ったなあ。まだ大塚に一店舗しかなかった頃だが。こんな辺りから数多くのゲーノー人が巣立っていったのだ。

さて、北口のフーゾク街を抜ける。ここって銀の鈴商店街っていったのか。見ると、未だにスタジオは営業している模様である。さらに直進、ずんずん進む。途中に「伊豆海湯」発見!この銭湯も…キてるよなあ。すげー銭湯。今日は身体を休めたいので、薬湯にでもゆっくり浸かりたいからパスするが…かなりヤばい銭湯っす。今度早めにいっとかんと。


(銀の鈴商店街)

さて、さらに真直ぐ、明治通りに抜けてちょいと横道を入る。コインランドリーの看板があったんで目印っす。正面に大きく「堀の内浴場」と書いてある。完全ビル型銭湯。薬湯が入り口に書いてある。暖簾は花王の人力車3房暖簾。

玄関に入ると、両側にドアがあり、片側についたてが。さてはあっちが女湯入り口だな、と勝手に納得する。下足入れの鍵は新品の松竹錠。本当に新しい。さて、入ろうとするが…ん?考えてみるとどこにも「男湯」「女湯」とも書いていない。はて、本当にこっちでいいのだろうか?後から姐さん方がきたので、とりあえず先に入らせる…と、なんだ〜、中がフロントになっている。でも、あのついたては一体何の意味が…紛らわしいじゃんか!

入ってフロント。脇にドリンク自販機とロビーとTV。なるほどねえ、元々は入り口の部分で男女に分かれ、番台形式だったに違いない。後で改装したためにこういう作りになったと見た。じゃ脱衣場へ。

ビル銭湯にしては脱衣場、浴室両方とも天井は比較的高い。ロッカーの鍵は松竹錠のシリンダ錠。縦長ロッカーも3個あるっす。壁に富士山の写真が貼ってある。ビル銭なんでペンキ絵はないのだが、その替わり?

じゃ、浴室へ。ビル銭にしては大きな浴室っす。島カランは2列。桶はケロリン。カランが…珍しい、7角のステンレスカランっす。やっぱり扇型のマーク がついている。シャワーはステンレスのもの。湯量、温度申し分なし。出入り口近くに立ちシャワー&ハンドシャワー各一機。

さあ、風呂入るか。浴槽は3槽式。泡の薬湯槽と真中に主浴槽。端はミニ水風呂。まずは薬湯から入る。温度は42度切るくらい。今日は「修行」ではなくて、「癒し」に来たので薬湯と相まって丁度いい。壁画はないが、上部に大きいタイル絵。森林風景っす。

で、この薬湯が「ももの湯」。ヘルスケミカルのものだが、ピンク色で桃の匂いがする。浴室全体が甘い匂い。泡の出も丁度よく、大変癒される気分であるっす。あ〜気持ちええ、と長い時間浸かる。え?何で癒されたいって?いや〜、ちょっと飲みすぎまして…

さて、次は水風呂へ。これがミニ風呂で一人サイズ。さっきから入りたかったのだが、ずっと占拠している野郎がいてなかなか入れなかった。そんなに冷たい水風呂でなく、25度くらいだが、これもまたいい。水風呂と薬湯を往復。

締めは主浴槽の白湯へ。ここのジェットが、背後からジェット、下から泡、この泡の出がなんか丁度よく、これまた気色いい。温度は若干高く43度弱か? いや〜、特にハデな銭湯ではないけど、大変癒されたキブンがするっす。よかっ たよかった。ちなみにこの銭湯、日替わり薬湯を実施中。

帰りは明治通りを池袋方面へ。回想にふけりながら歩く。近くに友達の母親がやってるスナックを通る。そういやここの2Fにも泊めてもらったことがあったな。と、見るとなんと、どーんと巨大煙突発見。何だこれ?こんなの知らないぞ。ここって昔スケート場とかあったところだよなあ。焼却施設?とにかく巨大煙突。


(夜の近代池袋)

夜の池袋は独特のBC級感覚があるっす。ありゃ?文芸座も建替え中?知らんぞそんなの。なんとなくポツポツと空き地が目立つ。パチンコのやすだの看板は相変わらず光り輝いていたが。まあいいや、たまには池袋や大塚にも来よう。


(友達んとこのスナック)

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(2000年8月)