紅梅湯

（小屋根に一工夫）

場所 西武池袋線 東長崎駅 徒歩2分

東長崎の紅梅湯へ。東長崎っつーのもなんか銭湯臭い町っすね。バリバリ私鉄沿線の小駅。駅の北口を出て、2分ほど歩くと、おおっ！商店街脇にいきなりドでかい煙突。交差点の目の前にあるので、実に目立つ巨大煙突。まさしく町のランドマーク。

（長崎十字会商店街）

庶民的な木造銭湯、牛乳石鹸暖簾。下足板の鍵はSAKURA-Gで、木の板も混じるっす。SAKURA-Gって普通はプラスチックなんだけどね。狭い入り口を抜けると番台、この目隠し板がまた大きいっす。脱衣場天井は高く、シャンデリアがぶら下がる、昔風の銭湯。ロッカーの鍵はSAKURA�V。YAMATOのアナログ体重計、現役の洗濯機が2機。庭から小さなタヌキの置物が見えるっす。

さて浴室へ。天井高い東京伝統型の2段天井。桶は…なんと木桶！しかもほどほどに使いふるされているっす。緑椅子。島カランは1列。カランは茶色の6角、シャワーともども湯量、湯温OK、ところが夏のクセにカランの水がやたら冷たくて気色良いっす。この冷たさは井戸水？客はほどほどに入っているっす。

最奥部にはペンキ絵、湖畔と山のものっす。これは中島師かなあ。浴槽は典型的な深浅2槽、両方とも同じくらいだが、44度程度とちと熱め。浅風呂は檻から湯が出ており、中にカエル。3穴のジェットが2機、噴出が良く、なかなか肩甲骨下に効くっす。深風呂はバイブラ、ボコボコと噴出強く、これまたマッサージ効果大っす。熱い湯に入って、カランの冷たい水を浴びるとこれまた気色良いっす。湯が若干カルキ臭かったかなあ。

上がりはパックの巨峰ドリンク。その他ビン牛乳やヨーグルト、ビンのコーラ等、ソフトドリンクがほどほどに。まあ特に大きな特徴はなかったけど、この煙突は改めて見てもすんごいなあ。

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（2002年7月）