関西銭湯第二回オフラインパーティー

2000年6月10日 京都龍宮温泉にて実施

さて、四条大宮駅から京都の街をぶらつきながら、ターゲットの龍宮温泉を目指す。京都は本当に銭湯が多い。あっちこっちに煙突発見、そのたびに写真とか取ってたので、到着がついつい遅くなる。

入り口を入るといきなり長身の龍宮さん。思わず「まいど」と挨拶したが、これって大阪ノリか?京都はまた違うんだよなあ。東京から来るとついつい大阪も京都も一緒になってしまうが、こっちでは深い溝があるらしい。

何人かメンバーもいるが、とりあえず風呂だ!今日は前回遠慮したデンキ風呂、「スタンダード」と「もみもみ」に挑戦してみる。くー、デンキは効くぜ。どうやら、これはデンキのリズムが違うようであるっす。中は結構混んでいる。

湯あがりはとりあえずビン牛乳。怪しげな「おふろドリンク」にも引かれるが…これからエビスビール呑み放題だ!体調を整えておかんと。龍宮さんに許可を貰って、脱衣場の亀の写真をとる。「なんでそんなのいちいち、いいですか? なんて聞くの?」なんて顔で笑っていたが…番台の上には浴槽とリンクしたデジタル温度計が3つ。なるほど、これを常にチェックしているのか。

上がってから龍宮オフィスで一服。既に10人くらい来ている。ここで、「滋賀 銭湯マップ」っつーレアものを発見!早速記念に頂いてきたっす。いいだろ。メンバーの一人のギャルは「京都銭湯マップWEB」を作りたい〜と言っている。京都の風呂は、イチゲンさんは入りにくそうだから、調べるのは苦労しそう、なんて話をする。この比較的人口の少ない町に、なんと300軒近くあるそうっす。(あとで龍宮さんに聞いたら、「今や客が少ないから、イチゲンさんお断り」なんて銭湯はないですよ、と苦笑い)

さあて、じゃ会場に移動。本日の参加者は20人くらいになる予定っつーこと。すげー。こういう場では関東は「銭湯を求道するマニア」が多いが、関西はあくまで「銭湯をネタにした親睦」がメインの場合が多い。乾杯直後は比較的おとなしいが、どうせ2時間後はやたらうるさくなるのだろう、今のウチに龍宮さんと、ナニワ銭湯家のけろけろさんと、銭湯マニアックな話をする。ううむ。関東と関西のギャップっつーのは、目に見えないところにいっぱいあるなあ。

だんだん会場も騒がしくなる。気が付くと女性陣多数。フラメンコ系の女性も来ており、座敷でフラメンコも展開される。その他、本職の芸人もおり、なるほど関西、っつー展開になってくる。「つかささ〜ん」と黄色い声がするので「はいはいはい」と三つ返事ですっ飛んでいって、ギャル達に囲まれて銭湯談義。ううむ、関西は男もよく喋るが女も良く喋る。考えてみると、銭湯でも女湯側から大きな話声がしばしば聞こえてくるのも関西ではよくあることっす。


宴会フラメンコの図


盛り上がりの図、右端は芸人イノケン氏(写真はわざと減色してあります)

さて、かなり盛り上がってじゃあ3次会だ!ハワイアンバーに連れて行かれる。ここで花をつけて記念写真。男性の一人が「ボク今、歌舞伎やってるんすけど、銭湯も京都市内は80軒以上いったんすよ。」ううむ、こういう、こゆいキャラも関西ならでわ。さて、何杯目だったけ…まあいいや!とりあえずこの151プルーフ、っつーのを頂戴〜!この店でもじゃんじゃん呑み。


みんなで飲む図

店出たらもう4時近く。「つかささ〜ん、一緒にタクシー乗ってこー」とギャル三人に囲まれてタクシーで帰還したっす。 風呂入って酒飲んでギャルに囲まれて極楽極楽。まさしくオレは浦島太郎だ!

っつーわけでそのまま爆睡状態。うっかり電話機を外してしまっていたらしく、ホテルの人が部屋まで起こしにきたっす。あー恥ずかしい。(-_-; 浦島太郎が爺さんになったときもこんな感じだったのだろうか?