銭湯玄関といえば、やっぱり破風の小屋根・・・町田忍師匠によると、寺社を模しているのは「極楽への入り口」をイメージするためだそうっす。
もっとも寺社風の銭湯は東京周辺に集中しており、関西はむしろビル銭湯が多く、地方に行くと普通の町屋風が多いみたいっすね。レトロな洋風建築の玄関もあるけど、これまたオリジナリティが溢れていておもしろいっす。
典型的唐破風屋根(中野新橋 川中湯) |
地方銭湯は小型が多いが、 コケのついたこの貫禄 (大津 小町湯) |
銅で葺いてあるっす 日本で最も美しい唐破風の一つではないだろか (大津石山 容輝湯) |
三重になっている立派な屋根 (板橋 稲荷湯) |
このように、山のようになっているのが千鳥破風でござる。美しい (南千住 又六湯) |
これが銭湯っつーもんだよなあ (蒲田 辰巳天然温泉) |
これもまた大した建築である、看板もすごい (名古屋 くるわ湯) |
(何もつけ加えることはない、日本最高の唐破風屋根の銭湯)
(道後を出したらここを出さんとねえ・・・これまた日本最高の銭湯建築
ポストとランプも可愛いっす)
キングオブ銭湯、屋号にちなんで大黒様が下の方にいるのが分かるかな?
(北千住 大黒湯)
洋風建築も負けないのだ
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タイルで書かれた温泉マーク、屋号、神殿調建築 その下の小さな温泉マークの彫りも可愛らしい さらにこのドア! (刈谷 刈谷浴場) |
こういう建築って、何ていうんだろうなあ… (桐生 三吉湯) |
破風造りの玄関には、屋根からぶらさがったような彫物(懸魚)のほかに、いろいろな装飾が施されているっす。
鳥が二羽ですな (西荻窪 玉の湯) |
これも鳥2 (吉祥寺 鶴の湯) |
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壁に模様を入れてあるところも (狭山市 入間川浴場) |
(北千住 梅の湯) |
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いい感じですな (亀有 第二日立湯) |
(これ一つで家一軒分の値段が付くというタカラ湯の透かし彫り)