12月
上燗
●シルバー割引はひとりでも1000円。合わせて88歳なら二人で2000円。

12/1は映画の日。「映画ファン感謝デーである。昭和31年映画産業団体連合会が制定した。明治29年、神戸で日本で初めての映画の一般公開が開始された。この日は入場料の割引等がある。一律1000円だったかな?このごろ韓流映画の勢いがいい。たしかに朝鮮戦争、ベトナム戦争を経験した徴兵制の国でなくてはあんな戦争映画はできないだろうし、日本ではオバさんたちが熱狂するあんなクサいセリフを満載したメロドラマ番組などは作れない。
「ところで、韓国の人はキムチを嫌いな人はいないの?」といつものカウンターでアルバイトのリュゥちゃんに聞いたら、「いません!毎日たべます。日本の漬物とおなじネ」と明解な答えが返ってきた。キムチでも齧りながら「百歳酒」をすすろうかな。

●北は国連加盟国ではなかったか?

12/2は、奴隷制度廃止国際デー昭和24年国連総会で「人身売買および他人の売春からの搾取の禁止に関する条約」が採択された。すぐとなりの犯罪国家は一握り(基本的にはひとり)の人間に全国民が奉仕させられている巨大「奴隷国家」でもある。人の国にまでやってきて人をさらい、隠しおおせないとなるや金欲しさに情報を小出しにする。存在を許されない国家。その国の支配者に膨大な物資をタダでくれてやり独裁者を延命させるという信じられない国もある。

●語呂合わせ+こじつけではあるが・・・

12/3は妻の日である(らしい)。知ってました?平成7年凸版印刷が制定したもの。感謝を表す「サン(3)クス」(Thanks)の語呂合せというところがすごい。1年の最後の月である12月に、1年間の労をねぎらい妻に感謝する日だとなっているが、なぜ印刷会社が「妻の日」なんだろう?夫の日は作ってくれないのかな。この日のダイヤメ、きっと岩倉さんの「妻」ということになるのでしょうね。銘柄名の意味は違うけれど。「妻」が留守なので「月の中」を昼間から(^^;)。シミジミとストレートで。

●世界「原子力船」記念日?

世界初の原子力船が進水したのは1957年、昭和32年の12/5。ソ連の「レーニン」1万6千トンが一般船として始めて建造された。軍艦では昭和29年(1954)に米が建造した原子力ミサイル巡洋艦「Long Beach」が(たぶん)最初である。
「漢」級原潜で領海侵犯デモンストレーションを成功させた中国、日本のODA支援を得て海軍力の増強につとめ、いまや海洋覇権を誇示できるようになった。
中国には固有の国境とか領海とかの理屈は通用しない。力で切り取ったところが「領土」であり「領海」であるということはチベットなど過去の事例をみれば一目瞭然である。
http://www.tibethouse.jp/home.html

●少年時代には誰でも読んだ、死の海サーガッソとバミューダトライアングル。

12/5はバミューダトライアングルの日である。といっても何を記念するわけでもないのだが。昭和20年(1945)大西洋上で、アメリカ軍機が突然消息をたった。その救援機も同じ海域で行方不明になり、フロリダ・バミューダ・プエルトリコの三点を結ぶ三角形の海域は魔の三角海域「バミューダトライアングル」と呼ばれるようになったというもの。この手の不思議話にはなにか心ときめくものがあって、子供の頃はよく読んだものである。サーガッソ海の脱出記や空飛ぶ円盤の真実とかもそうですね。

●そういえば、ナポリに市長さんたちが行ったのはいつだったか。

長崎市とミネソタ州のセントポール市が姉妹都市になったのは昭和30年(1955)の12/7。これが日本初の姉妹都市である。鹿児島市がイタリアのナポリ市と姉妹条約を締結したのは昭和35年5月3日。ナポリ通りなど、市内のあちこちにそれにちなんだ名前がつけられた。それから45年、ナポリの人々はそんなことを覚えているのだろうか。ちなみに鹿児島市とこの種の盟約を結んでいるのはパース市(オーストラリア)、長沙市(中国)、マイアミ市(アメリカ)そして日本国内では山形県鶴岡市と兄弟都市である。もちろん西郷さんの縁。ここは「隆盛翁」でと行きたいところだがあるわけもなし。西郷さんも飲んだと伝わる蔵の「石蔵」をいただきましょう。

●戦いで失ったのは兵士と無辜の命だけではない。

昭和16年12月8日は大東亜戦争開戦の日である。駐米スタッフの怠慢と判断ミスによって真珠湾攻撃に不意打ちの汚名を与え、アメリカ国民を奮い立たせてしまった外務省であるが、その子孫のキャリアたちも(一部をのぞき)学業バツグン、収入待遇絶大、外交センス最低、志操低劣、愛国心人情皆無である。卑屈な対外(特に半島、中国)外交に徹してきた彼らこそが、北朝鮮による拉致被害者を四半世紀にわたって放置してきたといっていい。中国の兵隊たちが愛飲するという「五浪液wu3 lang4 ye4」を呷って失ったものを考えることにしよう。

●ゲリラの闘士らしいが、400億円もふところに入れていたあの阿翁も受賞者。

11/10は、ノーベル賞授賞式である。ノーベルが明治29年(1896)に亡くなった日。物理学・化学・医学・文学・経済学の各賞はスウェーデンの首都・ストックホルムで、平和賞はノルウェーのオスロで行われる。この賞の裏の顔がすこし知られてきた。文学賞と平和賞には厳然とした基準があるようだ。三島さんが逃し、アラファトが受賞した。

●簡体字を書きなれると、漢字がかけなくなる矛盾。

12/12は、「漢字の日」平成7年日本漢字能力検定協会(漢検)が制定した。
「いい1じ2いち1じ2」=いい字1字の語呂合せ。毎年、その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字」を全国から募集し、この日に京都の清水寺で発表する。いまは携帯やパソコンでわざわざ誤変換させて遊ぶ若いのも若くないのもいるようである。嘆かわしいが面白い。むかしの変換ソフト(FEPって言ってましたね)はお粗末だったから普通に楽しめたが、いまの入力メソッドは結構賢いのでわざと間違わなくてはならんのが辛い(そこまでするか)。貴社の記者が汽車で帰社した・・・よくやりましたね。

●敵討ち復活を!国民大会・・・ありえないか(^^;。

元禄15年師走なかばの14日、赤穂義士47人が本所の吉良邸に討ち入りし、主君の仇を討ち見事に本懐を遂げた。爛熟江戸期の庶民が目を覚ますような荒事であり日本人の琴線に触れずにおかない義挙だった。平成のこの時代でも毎年この時期になるとさまざまに「忠臣蔵」が上演、上映、放映される。日本人の美学というものだろう。そういえば、元禄の薩摩人は、この話を聞いて、「なんでこげん時間をかけたとか。即日攻め入っとがあたいまえじゃっど」と叫んだとか。剽悍武勇しかし短気。まさしく薩摩人である。

◆さて、ことしもいよいよ押し詰まりました。年賀はがき受付開始が15から始まる。この日から受け付けた年賀はがきは、25日までに投函された分について翌年の1月1日元日に配達されます。お忘れなきように。

(下燗につづく)


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