焼酎を湯割りで結いもそ会。
22年4月18日(日) 午後六時半〜九時
場所 : 溶岩焼き薩摩屋新宿店 /新宿区新宿5-11-13 新宿富士ビル2階 電話03-5379-8929
参加
天世味酒販/大石酒造/太久保酒造/中俣酒造/たくさんの酒客のみなさん

「これが、宴(うたげ)なんですね」と、年若い飲み仲間が言った。
4/18、日曜日の夜に新宿で行われた焼酎の会。
「焼酎を湯割りで結いもそ会」でのことである。

会場は新宿三丁目駅からほどちかい、溶岩焼き薩摩屋新宿店。

ここは鹿児島の国分に本店がある人気店だ。
生で美味しい肉を溶岩プレートで焼いて食べさせる店。どちらかというと魚のほうが好きな小生も、大海酒造の山下さんに紹介され、開店間もないこの店に伺い食事した時には驚愕した。それいらい薬丸自顕流の会や酒客との飲み会で何回か利用していたのだった。

「焼酎はね、やっぱり、お湯割り!お湯割りをちゃんと作って、飲みながら江戸のひとたちと語りたか〜」
そう言ったのは華奴、侍士の門を造る太久保酒造の中山江里子氏。
昨年末、指宿の居酒屋「ひろみち」でのことである。
「東京でそげんな会をやりましょう!会場をさがしちょってね」
そうゲンメイされた小生がまっさきに思い浮かべたのが、店中を鹿児島の風が吹き抜けるようなこの店だった。

話はすこし飛ぶ。
2月14日、土佐の高知でおこなわれた焼酎の会は、歴史作家の桐野作人さんを講師に迎えて「龍馬と半次郎(のちの桐野利秋)の謎を解く」と名打って行われた。
小生はまだ焼酎への認知が少ないこのエリアの方々に少々焼酎に関する話をした。(その記事はこちら)その席で、江里子女史にふたたび「お湯割りの会、いつがよかね?」とダメ押しされたのだった。

薩摩屋の西田社長と相談して日程は4/18に内定していたが人数が読めない。
ゆっくり話しながら飲める人数でという首謀者^^;の希望に、だいたい30人くらいかなと予想していた。ひるね蔵のサイトで告知したら、どうなるか判断がつかなかったのでとりあえずmixiだけでアナウンス。
その後、大石酒造の社長と同社の江戸スタッフ女史が参加できることになり、アテンドの人数も五名と増えたので、店のキャパを考えて40人くらいまでは可能だろうと決めたのだった。

何回か鹿児島と電話、メールで連絡をとりあい、焼酎の数や配布する資料を用意していただいた。薩摩屋さんへは打ち合わせと称して二回ほど飲みに行きました。薩摩屋の旨い肉に目がない愚娘たちがついてくるのには閉口したけれど^^;

さて、当日。
薬丸自顕流顕彰会東京道場の稽古日である。
午後二時から三時半まで練馬の自衛隊駐屯地で稽古した後、道具を積んだ車両を愚息が所沢に運転して帰ってくれたので、オヤジは練馬から新宿に直行。同門で宴に参加する2名と同道でした。のち同門2人が合流。

開宴は6時半。5時半に会場にはいり準備。
店内はすっかり今日のためにレイアウトが整っていた。さすが、薩摩屋さん。
フロアスタッフのS.カナちゃんがテキパキと動きまわり、準備はスムーズに進む。
どんなことを頼んでも笑顔で「大丈夫ですっ!」と答える。さすが、薩摩おごじょ!

この日、吉祥寺でおこなわれていた「本格焼酎ルネッサンスin東京」の会場から大石酒造のお二人がまず見えた。続いて鹿児島から天世味酒販の前畑さん、太久保酒造の中山江里子さん(首謀者もしくは起案者^^;)、そして地図を片手に中俣酒造の大山さんが到着。

時間の過ぎるのは早い。まもなく来場者のみなさんが次々と姿を見せ始めた。
遅れると連絡をいただいていた方々も意外と早い時間に見えてひと安心。

遠路、鹿児島は大隅岩川からからいも屋さんこと竹下さんが見えてくださった!
土佐からは「台風のつぼね」こと片桐女史が飛んできてくださった。
嬉しい顔が次々と登場する。
急な故障で欠席された方、事前に連絡をいただいた方をのぞき、すべての方々が出席してくださった。さすがである。酒客の意識及びスケジュール管理能力が高いのか、焼酎や焼き肉の吸引力が高いのか…^^;

歴史作家の桐野さんもお出でくださった。
江里子さん、各蔵元さんたちの挨拶につづき、桐野さんに乾杯のご発声をいただいて宴は始まった。

カナちゃんが、厨房で前割りの「桐野」に燗をつけてくれた。
溶岩焼き用のガスコンロでお湯をわかし、水を使ってほどよい温度に調整してお湯割りを作る。
飲みごろのお湯割りをいれた陶器製のマグで美味しそうに飲む人々。
こちらのテーブルでは、はじめましての挨拶をしながら乾杯している。
あちらのテーブルではいつもの仲間がにぎやかに肉を焼いている。
いつもは忙しくご自分の居酒屋をやっている業務店主さんたちも、きょうはただの酒客として楽しい笑顔をみせている。


店の中は、いつしか焼酎の湯気とも肉を焼く煙とも飲んべえたちの体から立ち上がる熱気ともつかぬ賑わいで充満した。
ノドもおなかも気分も満ち足りてくれればいいけれどと見渡すと、店内はいっぱいの笑顔。こういう場をみんなでつくることの嬉しさを感じたのでした。

午後八時半、終了……の、予定だった。
九時近くになっても〆まる空気がまったくない。
西田社長を見たら、無言で「いいですよ」的な目配せが返ってきた。えらい、薩摩屋さん。

午後九時半、終宴。
終わる前に、じゃんけん大会。
蔵元さんたちのご厚意で残った焼酎を持ち帰ってもらったのだった。

よか晩となりました。みなさま、ありがとうございました。
……で、
首謀者もとい起案者の江里子さん、江戸ののん兵衛氏たちと「ずんばい、語いがないやったですか?」。

おわり

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