焼酎寸言

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    Be Kagoshima (美 鹿児島)  
...............................m本坊酒造鹿児島工場 .okin  鹿児島市南栄3-27  (report 15.6.22)


絵は「呑貴宝手」。ドンキホーテ的気持ちを持って参加した会員諸氏のすがたに重なってくる。会員リストには存じ上げる方々の名前も。にっしーさん、アプさん、小林さん、おやっとさあでした。
鹿児島の宝納酒店さんが主宰する「宝納酒会」のメンバーが丹精した芋焼酎25度。ファンが自らの手で汗で熱意で造りあげた酒だ。そのおひとり、加世田のにっしーさんがお送りくださったもの。感謝再拝。
宝納隆男氏がその趣旨をこう仰っている(趣旨説明書より)

鹿児島に暮らす私たちの日常に欠くべからざる酒=いも焼酎が、「何からどのようにして造られているのか」「どのような人々や地域がかかわっているのか」「その人々の情熱や思いが私たちの心に響くのはなぜなのか」を知っていただくために製造工程の一部始終に直接参加の機会を用意すること。そしてじかに体験していただくことから確実になにかを感じていただくこと。これが「焼酎プロジェクトX」の趣旨です。

そして、このユニークなネーミングについて、

私たちの郷土、美しい鹿児島が、いつまでも鹿児島らしくあるように「鹿児島であれ」という願いをこめてあります。

この酒の原料表示には「さつまいも・米麹」とあるが、そこに「愛郷心」を付け加えたいと、ホントにそう思う。

■飲んでみた
透明ガラスのフラスコボトルに注いでみた。微かに白濁しているのは無濾過の酒の証だろうか。香は静かに抑制されていて気品を感じるほど。密やかに鮮やかにこの酒の旨さを予感させる。まず生でいただく。口当たりのなめらかさの中に微量な苦みが潜みそれはやがてゆるやかな甘さとなって口中を浸潤し始める。ゆっくりと沸き上がってくる芋そのもののふくよかな味わいは例えようもない。この酒、香味のバランスが見事な交響をみせている。のどごしの柔らかさ、余韻の長さ。完成度の高さはすばらしい。お湯割りでいただく。香りが膨らみ華やぎは生で感じた恥じらいをすてて鮮烈なまでに広がってゆく。まさしく「美」。メンバー諸氏の焼酎へ寄せる熱い思い、郷土への愛情がこの美しい酒に結晶した。

「焼酎プロジェクトX」については「焼酎楽園」(季刊/金羊社762円+税)第9号で紹介されている。

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