焼酎寸言

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s 伊佐錦1999
..............大口酒造協業組合     大口市原田643 09952-2-1213

「こげな焼酎を、飲んな〜?」と、電話の向こうで酔船さんの笑い声が聞こえた。はるか薩摩では、ミサイルを発射準備酎なんだなと察した小生、「迎撃準備完了」とお返事したのだ。無論、強力反撃ミサイルを早急に撃ち返さなくては(^^;)
中東での戦いのごとき泥沼にはまっても、国際政治や宗教とちがい、嬉しいのが酎型ミサイルの応酬である。今回着弾したのは、1999年式の、ちょいとカタチの変わった遅延信管付き伊佐錦だった。
「オシャレ」なボトル(ビンとは言いづらい・・・^^;)だ。ラベルデザインも洗練されている。ぎっしりと書き込まれた挨拶文もコピーライターの手になったものとしか思えないスマートさ。力が入っているのも当然だ、この焼酎は大口酒造30周年の記念販売品だったのである。

伊佐錦のあじわいとは、全然違う設計のようだ

■飲んでみた
酔船さんが、偶然に発見して二本ゲット、そのうち一本を送ってくださったのだった。
「秘剣さあ(のようなおんじょののんごろ)には、ちょっと合わない味かも・・・」としきりに仰る意味が、この「伊佐錦1999」の栓を開けたときにすぐわかった。なんとも、上品な香りが、夜明けの海から立ちのぼる霧のようにただよっている。ボトルデザイン同様のしゃれた感じだ。匂いまでデザイナーが担当したのではないかとつい思ってしまうほどの洗練度ではあった。で、あったが、まあ、飲んでみなくては始まらない。いつもならヘリの欠けた酒椀にどぼどぼと注ぎ入れてお湯で割ってごいごいと飲むのが流儀だが、このオシャレなボトルを手に取ったらそうはいかない。つい「ボクはストレートで試してみましょうかナ」と標準語で<よかぶって>みたくなった。生のまま、いや、ストレートでまずはちびり。う?ん〜〜っ?おら?あまりのイメージの違いに標準語もわすれて、「あいたよー、こいは伊佐にしっぢゃ、なかたちごけー」と、叫んでしまった。くちあたり、含んだときの抜ける香り、のどごし・・・あのどっしりとした伊佐錦やコクのある黒伊佐とはまさしく別物である。芋や水がそう違うとは思えないから、米麹が違うのかと推理したのだが、味覚については経済同様音痴の小生、なきにひとしい左脳を使うのは、二杯目で諦めて、こんどはロックにしてごいごい飲み始めたのであった。
この酒はお湯でわれば醸造酒のようになってしまうのではと思い、ついに試すことなく、ロックで飲んでいるうちに、あっというまに底が見えてきました。
 

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