焼酎寸言

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角玉 
........佐多宗二商店     鹿児島県揖宿郡頴娃町別府4910番地 0993-38-1121



頴娃の街道筋を車で走ると、まだ「角玉」の看板が見受けられるらしい。
すくなくとも数年前まではそうだったと聞いた。

この「角玉」、もう何年も前に製造を止めた焼酎だ。蔵のタンクに貯蔵してあるものを売り切ったら、おしまい。
そしてなんといっても、この酒は蔵での直接購入以外には入手する方法がないというのだ。

この夏、鹿児島でお会いした加世田の焼酎伝道師にして歯科医のにっしーさんが、佐多宗二商店さんに見学(試飲?)に行かれたおりにこの酒を購入、一本お送りいただいたのはまさに僥倖だった。感謝あるのみ。遠く武州から加世田のこどもたちが虫歯になるようにひそかに祈念した事は内緒にしておこう。
にっしーさんのレポートはこちら

ラベル、文字ともどもに素晴らしい風格だ。どーんと存在しているという重みがある。頼りになる地元の酒という雰囲気が開聞岳を洗う荒波のように打ち寄せる。

「角玉」はいも焼酎であるが、米焼酎をブレンドして味を調えている。

佐多宗二商店にはかって「だるま」という米焼酎があった。また、この蔵の代表銘柄「晴耕雨読」も米をうまくブレンドしたいも焼酎だ。
「米」を上手に使うのが伝統的なワザなのだろうか。


(下)米焼酎「だるま」のポスターをもとにしたもの
(右)米焼酎「だるま」の前掛け。蔵の大掃除で発見されたもの(^-^)/。

■呑んでみた
静かに熟成した味わいは、芋焼酎の古酒とはちがう優しさをもっている。
米焼酎の熟成味と芋の重厚さがとてもいい感じに交響して、くちあたりも喉越しもよく、また硬骨な風格もちゃんと生きている。うまい焼酎だ。
よく「米混」「麦混」がとりざたされるが、この「角玉」は、佐多宗二商店さんらしい作品として確固とした個性をもっている。しばらくはゆっくりと熟成を重ねながら、地元の人に愛好されつづけてやがて消えて行くのだろう。だがそれも必然だろう。そして、この蔵の「不二才」やその原酒、ハナタレなど、あらたな企画が次々と登場してきている、その元気がうれしく感じられる。

■ダイヤメ日記より
(13.10.20)

鹿児島加世田の友人が送ってくれた「角玉」、蔵にいかないとゲットできないので貴重な一本。感謝しつついただいた。生では熟成した芋焼酎の重厚な味わいを堪能できる。お湯割りにすると、佐多商店さんのあの味わいというか、米使いの旨さが際だち馥郁たるまろやかさを感じることになる。美味しい、そして優しい酒だ。
(13.8.29)
自宅では、鹿児島の友人がわざわざ佐多商店まで買いに行って、送ってくれた角玉でダイヤメ。カミさん、「・・・す っきりしていて、コクがあって、美味しい焼酎」と感想。完 熟した晴耕雨読というところかな・・・。
(13.8.3)
全国的に暑い日なのだろうか。クーラーの効いた室内や車内でも汗ばむ。 水割りでいただいた百合、御池の「長者庵孫助」にて。さすがに旨い。今はもう造っ ていない「角玉」、ちょっと信じられないほどのうまさ。

 

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