焼酎寸言

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甕繊月 かめせんげつ
.....峰の露酒造..............熊本県人吉市新町1番地.........0966-22-3207  
いっしょに飲んでみたい、というよりご一緒させていただきたいけれど、いまだその機会がないのが、「九州焼酎探検隊」の隊長である。
筑前の地でこよなく本格焼酎を愛し、そのお人柄は多くの若い方々に親しまれ慕われておられるときく。
何人かの隊員の方々とはここ一年の間に献酬させていただく機会があった。その折りに隊長のことを慈父のごとく話すさまを見て、「九州焼酎探検隊」の血族的紐帯の強靭さの理由を理解したのだった。
「まっこと、焼酎が好きなオヤジくさ」
「ちょっと、ベースケなところがまた、ご婦人にすかれるちゅうのも人徳ばい」・・・・・・(^^;)


その隊長にいただいたのが、この「甕繊月」である。
峰の露酒造といえば、三代目杜氏淋(そそぎ)豊嘉氏をその酒「大古酒繊月」とともに思い浮かべる。
これまた同隊の方に戴いた一本だった。
なんだか、いただいてばかりだな・・・・・・(^^;)
峰の露酒造には「たる繊月」という減圧蒸留の米焼酎がある。女性や若い人たちに評判だという。樫樽特有の色と香りが「まるでウイスキーのよう」でいいのだとか。ウイスキーの「ような」焼酎は好きではない人たちは樫樽貯蔵に首をかしげるようだが・・・・・・。
■飲んでみた
さて、この甕繊月、いただいてみた。ここはやはり球磨焼酎の哲人、「焼酎盆地」の運営者、SASANABAさんの方式にのっとって「生で」ぐびぐびといただくことにした。
香りが甘い。アルコールの刺激臭など一片もない。まろやかな舌触り。含んだ香りのやわらかさ。
薩摩の芋焼酎をもって至高の酒とする、偏狭な薩摩民族主義者の小生としても、この球磨焼酎の秀逸さには兜をふたつばかり脱ぎ捨てて讃える他はない。薩摩の黒豚料理、地鶏の刺身、鰹の腹皮などによくあう焼酎だと思う。水割りかロックでいただきたいものだ。酒豪SASANABA翁のまねをして、生で飲んでは見たが、自分の酒量を忘れてつい飲み過ぎてしまう危険なものを持っている。
■ダイヤメ日記より
(13.9.15)
甕繊月の深く澄み切った味わいには戴くたびに驚く。沈黙してしまう。ひたすら盃を重ねるのみとなる。優しく強い酒だ。
飲み過ぎに注意しましょう。お酒はおおむねハタチになってから。乱暴狼藉放言大声は慎みましょう。

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