焼酎寸言

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. 焼酎屋 兼 八(かねはち)
....四ッ谷酒造  ..大分県宇佐市大字長洲4130....... TEL 0978-38-0148

宇佐八幡をいただく町で、創業以来の伝統を護りながら造り続けられる麦焼酎。25度。
初代創業者の名前を冠した酒だ。はだか麦麹、はだか麦で造り常圧蒸留。したたかな厚さのある風味、香ばしさに麦のうまさをしみじみと感じられる逸品だ。
この蔵には伝統を伝え護り抜いてきた先人への強い感謝と報恩の心があるように思う。
ホームページを見ると、そのことがよくわかる。なにより、兼八を静かに戴くとき、この蔵から作り出される酒にその思いが写っていることを感じるだろう。
「兼八」の深い味わいにはなぜか「男性的」な強さを感じる。麦の香ばしさ、自然の豊穣をいただく感謝、造り手の込められた思い・・・すべてが心地よい。ランタンの下でナイフで料理しながらチクといっぱい、焼き上げた肉をいただきながらさらにイッパイ。つい飲み過ぎてハッと手を止め、空を見上げて溜息をひとつもらして、さらに飲み続ける^^;

■飲んでみた
池波正太郎さんなら、こうおっしゃるに違いない。
「本格の麦焼酎ってのは、こういうのを言うんだ」
そして、一息吐いて、「うまい、うますぎる」と続けられるのが目に見えるようだ。
「ホントのもの書きなら、絶対に、うまいとか、おいしいとかそんな表現はしないのだよ」とおっしゃる開高健先生でも、リールを巻く手を止めて、盃に手を伸ばし、こう叫ぶと断言できる。「オーパ!ホントにうまいぞ!」
芋原理主義者であり、薩摩国粋主義者たる秘剣をして、柔軟な姿勢と思考と嗜好の大切さをこの酒が本格麦焼酎の美味しさと共に教えてくれたといいたい。
生ですこしいただき、その香ばしさに陶然となるもよし。ロックでゆっくりと変わる味わいを楽しむもよし。好みはそれぞれだが、小生はロックでいただくのが一番美味しさを感じる飲み方と思う。
「兼八」をインターネットで探してやっと見つけたのが田染の荘(たしぶのしょう)。早速注文して蔵元さんの隣町、豊後高田市から送っていただいたのだった。

【特報!】
「しょちくれケンちゃん掲示板」に、管理人であるけんじさんが、四ッ谷酒造訪問記連載。若さを感じる行動力と焼酎への情熱がほとばしる好編であります。

■ダイヤメ日記より
(13.11.19)
兼八は大分の麦焼酎。っといっても、減圧、濾過精製バリバリ、糖添のナショナル麦ブランドとはモノが違う。麦のうま味を奔放に奏でる常圧もの。一口いただいて、その造り手の方と会ってみたい、語ってみたい、と思わせる酒だった。麦焼酎では青一髪以来の驚きの味わいだ。まさしく瞠目した。
(13.11.21)
兼八は、続けてのダイヤメ。得難い味わいの酒。じっくりとのみたい酒だ。ちょいと飲み過ぎか・・・な?^^;

 

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