焼酎寸言

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    朝堀り仕込みさつま小鶴  
.........................小正醸造 .okin  鹿児島県日置郡日吉町日置3314  (report 15.3.1)

小正さんには一種独特の社風があるように感じる。
「熟成酒」へのチャレンジもそうだし、天地水楽にみる地元へのこだわりも印象的だ。
メロー小鶴は薩摩人なら誰もが知っている米焼酎。この酒の開発話には小正さんのチャレンジ魂がこもっている。むかしながらの造りを継承しつつ、新しい試みにトライしている元気のいい蔵元である。
社長は小生の母校の先輩だと聞いた(確認してません)。
この朝堀り仕込みさつま小鶴は鹿児島焼酎台帳の管理人さんがその「不定期日記」で何回かレポートされていた。「甘みのあるよか焼酎」とか。さっそくストレートとお湯割りでいただいてみた。

芋の旨味を味わえる酒。こいが芋焼酎じゃらいよ〜と唸りたくなります。

■飲んでみた
小振りのグラスに注いだ。微量な浮遊する何物もなく透き通っている。
う〜む、これは期待に違い非常に綺麗な味わいの酒かもしれないなと思いつつ香りをきく。すっと爽涼なトップ香が立ちあがる。紫色にも例えたい透明感のある香りだ。
ひとくち含む。辛みの中にかすかな甘みが潜み響いている。心地いい演奏を聴いているようだ。香味が軽やかに時に重厚に絡みあい、酒と会話しているようで楽しい。波打つようなあるいは刻印するような断続した辛さも心地よい。
キレの良さがストレートでは顕著だけれど、お湯割りでいただくとがらっと表情が変化した。
芋が正面に出てきて膨らむ。口中にまとわり踊るように広がり余韻が長く続くのだ。こいは、よか焼酎じゃらい!とつい鹿児島弁で唸ってしまう。
「朝堀り仕込み さつま小鶴」、ロックで楽しむ爽涼感もいいけれど、やはりこの焼酎の美味さを最大限に味わえるのは温めのお湯割りでしょうね。

■ダイヤメ日記より
(15.3.1)
小鶴は「朝堀り仕込み」と冠がつく。平成十四年度の熊本国税局の酒類鑑評会で杜氏代表を受賞したリボンが誇らしく貼ってあるボトル。ストレートではやや辛みのある重厚さ。キレのいい昔ながらの酒。その辛みのなかに微かに甘いといっていい旨味を感じた。お湯割りでいただくと表情一変。ほっくりした優しい芋の味わいが広がってなんともいえない穏やかな気分になった。

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