焼酎寸言

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さつま 寿
.....尾込商店..............鹿児島県川辺郡川辺町平山6855.........0993-56-0075  
一升瓶の栓を開けて香りをきいたとき、おもわず「ん〜む、うまそうだ!」とつい口に出してしまった。濃く、芳しく、柔らかでかつ限りない脹らみを感じさせる、川辺の芋焼酎25度。
白麹で仕込み、昔ながらの琺瑯製の小さな蒸留機で常圧蒸留する。長く黒瀬の杜氏さんが造り続けた酒だが、今年からは蔵の息子さんが社長となりみずから杜氏をつとめる。
蔵に電話でいろいろお聞きしてみた。
「ことしは三角棚をいれかえたもんですから、まだ蒸留にはいっとらんのですよ」とか。初蒸留は10月15日になります、と弾んだ声が返ってきた。


焼酎のラベルはこうでなくては。酒の名がラベルに写り、華やぎの味わいがまたラベルに応えている。金の特色を華麗にあしらい、ヒゲ筆文字が力強くも鮮やかだ。
「う〜ん、たしか新川屋さんにはあったと思いますがねえ」と武蔵小山の焼酎居酒屋「からいもの里」の亭主が呟いた。ここでいただいた寿のあまりの美味しさに、典型的B型の小生は速攻で一本欲しくなり、売っている店を知らないかと聞いたのだ。新川屋酒店は神宮前からちょっとの場所にある酒屋。近くにときどき使用する撮影スタジオがあるので店のあることは以前から知っていたし、店の二代目の伸哉氏とはつい先日話しをする機会もあったばかり。
「ね?んまかでしょう」と亭主のキリさん。
この寿、川辺町の小さな蔵が造る焼酎だ。キリさんには、自分の故郷の酒ということになる。ほこらしげに言う表情に自信があふれていた。たしかに素晴らしい。骨太のやさしさ、とでも言えようか。濃醇なこと限りない酒だ。
次の日の仕事帰りに新川酒店に伺ったのはいうまでもない^^;

■ダイヤメ日記より

(13.9.28)
さて・・・、特筆すべきは最後の「寿」だ。これは、うまい!生で飲んで凄く上質の芋香に驚いたのだが、ロックにしても崩れず、お湯割りにしたら言葉に尽くせぬ芳香と深く旨い味わい。試しに以前親戚から送ってもらった森伊蔵を引っぱり出して飲み比べてみた。森伊蔵が年少組なら、寿は性柔にして骨剛といおうか年長組にたとえたい。甕仕込みでもなくタンク貯蔵だときくが、この旨さには感嘆した。薩摩にはまだまだ美味しい焼酎が沢山ある。それを確信したダイヤメだった。プレミア焼酎なぞ追いかける必要なしと言いたいです。

黒ぢょかでお湯割り。この焼酎の真骨頂が味わえる飲み方だ。もちろんロックでもいささかも揺るがない芋のふくよかさを楽しめる。
(13.10.4)
築地での会議に出席したが、これが、けっこう早めにおわった。普通なら市場に寄ってそのあと ^-^;・・・となるのだが、他のメンバーと別れて銀座線に乗り神宮前の「新川屋酒店」に行った。完璧に空調された焼酎セラーの中では「どうやって焼酎ができるのか」というパネルが手作りされている途中だった。この店で、ちょうど買い置きが無くなっていた「寿」を購入した。セラーの中をじろじろ見ていたら、な〜んと「百合」の360mLとっくり型と、「寿」の200mLペットボトルがあるのを発見、当然だが即ゲット。
寿はロックとお湯割りでいただいた。すばらしく芳醇。濃醇といっていい。秀逸な酒だ。ラベルがまたいい。楽しみがひとつ増えた気分。
飲み過ぎに注意しましょう。乱暴狼藉放言大声は慎みましょう。

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