焼酎寸言

「酒亭」入り口
「ひるね蔵」ホーム
掲示板
蔵・焼酎リスト
焼酎寸言目次

  香 華(こうげ)
...........落合酒造場 .okin  宮崎県宮崎市大字田吉348...........電話0985-51-6636

「落合さんね?うちのすぐそばだったよ〜。いまは(蔵は)どうしてるか、知らないがよ〜」
宮崎市内にすむ友人がそう言った。
「小さいころ、カメのなかで隠れんぼをしていたよ〜」
「・・・・・・」
もう数年前のことだ。彼の自宅近くに焼酎を造っていた蔵がある、と聞いたので詳しく聞こうと連絡したらそう返事が返ってきた。それが落合酒造場の名を聞いた最初だった。
その後、Pimentというピーマンを原料に使用した焼酎などユニークな作品でメディアにも取り上げられ話題の蔵となった。
もともと「米焼酎」と「芋焼酎」に秀逸な作品を伝統製法で産みだしていた蔵だ。昭和59年発行の講談社ムック「焼酎大百科」には「黄金瀬」銘柄で米の25度、35度、芋の35度などが紹介されていた。

すずしげなボトル。高級感が漂う。
技術力のある蔵なのだろうと思う。二次仕込みという製法ゆえに、ピーマンや大根などを原料にできるとシロウトながら想像はできるのだが、実際には大変な研究・努力の末に実現したと聞く。
この「香華」は、南瓜(かぼちゃ)を原料とする焼酎だ。米麹仕込み、和水なしの原酒44度。5年熟成させたもの。

■飲んでみた
一口含んで納得した。これは美味しい。食前酒としてキリキリ冷やし、ちいさなグラスでいただくと最高だろう。高い度数を感じさせない。ゆたりとした甘みが流れている。時間を急ぐ人にはこういう優しい酒がよいかもしれない。
量を飲む酒ではない。本格焼酎だが一種上質のリキュールのような表情を持っている。肉料理、魚料理、いずれでも正餐への期待を昂揚させる秘酒としてふさわしい。
「宮崎の焼酎はあんまいよくしらんとごわんどん、落合さんと話しもしたらな、研究熱心ぢゃっし、宮崎だけでねごして、かごんまん事までよく知っちょいやした」とナボシ屋の福島さんが言った。お店で扱ってみるとか。店頭で試飲したのだが、これまで先入観的にもっていた「ユニーク焼酎」へのイメージがコペ転(ふるい?)してしまった・・・(^^;)。
この「香華」を食前酒に、おフランス料理などをいただいてみたいものです(え、にあわんて?)

 

「酒亭」入り口
「ひるね蔵」ホーム
掲示板
蔵・焼酎リスト
焼酎寸言目次

メールはこちらまでお願いいたします。
(c)hiken@2002.9