蔵元さんと語る

高良酒造有限会社 高良武信さん


桜が咲き始めた三月二十五日(日)、伊勢五さんからのご案内をいただき、高良さんの昼食会に行って来た。
「カメ仕込み 八幡」の旨さに驚き、「古八幡」の深さに瞠目し、この春は「はちまんろかせず」に感嘆している秘剣は、川辺のこの蔵元さんに是非お聞きしたいことがあった。

会場は上野の「竈や」、時間は正午。
春休みに入った子供たちと、奥様(計さん)とご一緒に上京された高良さんとは、小生初めてお会いしたが、かねて思っていた焼酎の造りに関する疑問を根を掘るように聞いてしまった。しつこくて、ごめんなさい。高良さんは、秘剣とほとんど同年輩、ちょいと疲れ気味だったような・・・。

「蒸留の仕方でデキが変わってきますか?」「田倉の味は、八幡とはちがいますが・・・?」など矢継ぎ早に飲兵衛は質問を投げ、蔵元さんは訥々と、丁寧にお答えくださった。「高良さんは、ダイヤメはどげんちょいやっと?」「八幡のお湯割りぢゃっですが・・・」「こん、ろかせずは、お湯ぢゃんまくなかったど」「ぢゃっよ、こん酒は、ロックがよかです」と言って、「お湯割りでは、どうも濃圧すぎて・・・鹿児島の人にはのんがならんかも」と杜氏さんは笑った(^-^;)

会場(といっても、10人くらいのものだったが)は業務店さん、酒屋さんなど、高良さんとの旧知の方々が集い、和気あいあいとしていた。ただの飲兵衛の秘剣は高良さんの正面の席に腰を落ちつけて、じっくりと飲み、話すことができた。

参加の関係者、というより高良さんのファンだね、こりゃ。

献酬は、やっぱり黒ぢょか。
高良さんのことについて、「本格焼酎ひとりごと」に「地に棲む魂」というタイトルで書いたことがある。奥様の計(けい)さんのエッセイを引用させていただいたので、当日コピーをお持ちしてお渡しした。
会場には、芝大門の居酒屋「ひじり亭」のご亭主さんがいらした。この店は仕事場からすぐのところだ。お店のことは知ってはいたが、先週の金曜日に初めて伺ったばかりだった。


「酒亭」入り口
「ひるね蔵」ホーム
掲示板
蔵・焼酎リスト
よか晩な〜表紙へ

メールはこちらまでお願いいたします。
(c)hiken@2001.4