焼酎寸言

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熟成した酒は、ゆっくりと温めにあたためるのがいい。
蔵の師魂
小正醸造 日置郡日吉町日置3309 099-292-3535 

かめ壷貯蔵熟成 芋焼酎25度。
この蔵元さんは「さつま小鶴」でよく知られている。企画性に富んだ柔軟な面が印象深い蔵元だ。秘剣の部屋に屋久杉で作った焼酎ミニ・ケースがあり、これにさつま小鶴はじめ10本の100mLミニチュア瓶が詰まっている。この蔵元さんで作っている土産物なのだが、5年前に鹿児島で見つけて購入した。中身はもちろんもう消滅しているが、ディスプレイとしても面白いグッズだ。
この蔵はまた「貯蔵」にかけた情熱という伝統を持っている。昭和26年、米焼酎の貯蔵を始め、同32年に6年モノの長期熟成焼酎を発売した。これが「メローコヅル」だ(芋焼酎ではありません。薩摩でも勘違いしている人がいるようです)。
当時は業界で「道楽ものの蔵元」と陰口をたたかれたりもしたらしい。だが、この酒に「酒の神様」坂口謹一郎東大名誉教授がこういう賛辞を歌に託して捧げたという(「鹿児島の本格焼酎」鹿児島県本格焼酎技術研究会編)
「うまさけは ふるきぞよきと さきかけて かみいてませり ことそたうとき」

この「蔵の師魂」は、蔵の伝統である「長期熟成」のひとつの頂点なのだろうと思う。熟成用の素焼きのカメを中国大陸の江蘇省に求め、薩摩半島吹上浜を望む神之川貯蔵庫でじっくりと熟成された酒。原料芋は有機栽培の金峰町産コガネセンガン、麹米は同じく新米コシヒカリ、水は鹿児島では有名な銘水「権現さあの井戸」の天然水。

■ダイヤメ日記より
(12.9.23)
はじめお湯割りで。つぎに水で割って。いずれも旨い。熟成が丁寧で、まろやか。すこし上品な甘みさえ感じる。キレよく、コクがあり旨味が広い。そういえば、先日、成田山の直会でのんだ清酒、たぶん地酒の長命泉だろうが、凡庸な味だった。落ち込む一方の清酒は、これからのマーケティングをどうするつもりなのかなあ?
(12.9.15)
「蔵の師魂」は、すっかり、定番の寝酒となった。きょうは、池袋東武で、「がらるっど」と「いも麹 芋」を蔵元さんから購入。(物産展)いや、楽しい日だった。
(12.9.9)
生で飲んだ。刺激性さすがに少ない。熟成酒の厚みと旨味豊かで存在感が強い。これはもうそこらのウイスキーでは太刀打ちできないだろうな。

 

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