焼酎寸言

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明月柑々
明石酒造   宮崎県えびの市大字栗下61-1 0984-35-1603

宮崎県えびの市の蔵「明石酒造」の芋焼酎。
原材料/さつまいも・米麹・米

宮崎といってもえびの市は風土的には薩摩に近いものがある土地だ。言葉も薩摩弁だし芋焼酎の愛飲家が多い。しかし、やはり焼酎は「宮崎的」な優しさを持っている。
おなじ宮崎の、川越酒造場の芋焼酎「川越」は米焼酎をブレンドして味を調整している人気のある酒だが、この明月柑々も(米麹以外に)米が入っていて味わいに深さ、コクがある。その割に淡麗な口当たりで残り香は比較的短い。

■ダイヤメ日記より
(12.12.30)
明月酣々は、明石酒造のこだわりの芋焼酎。原料の芋は有機栽培の黄金千貫で、麹米は社員が田植えして育てるという地元えびの産のひのひかり。仕込み水はえびの高原の伏流水という。
確かに旨い。旨いのだが、どうにも口当たりが良すぎて、コクがあるのに淡麗な感じを受けてしまう。同じ宮崎県は西都市の、岩倉酒造の「月の中」と比べてみた。芋香が岩倉さんの酒よりずっと抑制されている。そのぶん、いも焼酎の初心の人には馴染みやすいかもしれない。
小生のような芋派にとっては、こだわりの芋をもっと正面で主張させたいなと思ってしまう。造りかたや市場性を考えて、様々な酒が産み出されるのは、それはそれで本格焼酎の元気のもとと言うべきだろう。この明月酣々、とても優しい酒だった。


 

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