...マーケティングでは見えない・・・2
...(ブームのかげで、見ない見えない・・・)
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(平成14年3月2日ダイヤメ日記より)

もう20年近く前になる。
ねのひを造る盛田酒造(あのソニーの盛田さんの出自の蔵)が鹿児島の焼酎蔵とジョイントした。
ちょうど第二次焼酎ブームの頃になるだろうか。
六花という銘柄を造って評判が高かったこの蔵はまもなく消滅し、六花も同時に消えたのだった。
鶴清酒造という名は昭和59年の「焼酎大百科」には登場しているが、いまではウエッブ検索しても関連するワードさえ皆無となった。
永久に時間の向こうに去ってしまったのだ。

いま空前の本格焼酎ブームだ。
あらたな商材、テーマを求めて鹿児島県外の大資本が九州、そして薩摩の地に再び蠢動している。のみか、具体的なマーケティングを薩摩からの発信で展開しはじめている。
だが、そのブームの陰で、かっての鶴清酒造と同じ運命を辿る蔵がきっとまた出ると私には思われてならない。
それでいいのだろうか?良いわけがない。

「小さな蔵が元気でなくては、鹿児島の焼酎がやっせんごっないもんど」
とはナボシ屋の福島さん。
「よか焼酎を造っておいやっ他の蔵元さんたちもどうぞ見てくいやいち、紹介すっとですよ」
とは大海酒販の山下さん。

昨日(14.3.1)の朝日新聞九州版の夕刊に、「プレミア焼酎を追跡する」的な記事が掲載された。
「ひるね蔵酒亭」の掲示板でもお馴染みのgoidaさんが活躍した突撃レポート。
この記事の中で「焼酎楽園」の小林さんが言っていた言葉に思わず膝を打った。

「飲んべえが育たなくてはダメ(秘剣@意訳)」
そのとおりだ。
まさしく不良流通の跳梁バッコも最後のユーザーであるのんごろに起因するわけだから・・・。



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