焼酎寸言

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むんのら
村尾酒造 川内市陽成町8393   
いまさらの感はあるけれども、村尾さんの麦焼酎です。
このひるね蔵酒亭の「寸言」は、鹿児島を中心とした「本格焼酎」の酎飲後感を掲載していささか読者の参考に供するのを目的とし、勿論だが、プレミア焼酎を紹介することを目的としない。(エラそうですね^^;)
村尾はもちろん、このむんのらも、不良酒販店やネットオークションでは「幻の・・・」とか、「プレミア」とか冠されて出されていると聞きます。愚かな欲惚け達が蠢いているのでしょう。ネットの出品者の中には酒屋をなりわいとする者もいるといいます。高くても買う奴がいるからだと、出品する連中はいう。競争原理だ、市場原理だと。
小生はそれを欺瞞であると断じたい。原理にはその前に「公正」の二字が付かなくてはどっかの狂信的原理主義とかわるところはありません。
造り手が欲するところか?飲み手が喜ぶことか?なに、不良流通が「焼酎」をただの「儲けの商材」としてハンドリングしているだけのことではないか。焼酎をブームとして煽り、市場を撹拌し、蔵を囲いこみ、結果としてブームが去ったあとの漠々たる荒廃を残すことになるだけだと思うのは私だけではないでしょう。グルメ評論家のセンセイ方や、著名なソムリエの方々にも、是非お願いしたい。「儲けの商材」としての焼酎いじりは、造る人、売る人、飲む人、みんなのタメになりますまい。ご一考を。
・・・・・・さて、気を取り直して、酎飲後感です(^^;)。

飲んでみた
まず生で静かにいただいた。これは!と驚くほどに淡麗。口当たりに刺激が感じられない。スムーズな味わいの麦だなあ、村尾さんの芋焼酎のイメージとは、ちょっと違うぞ。そう感じながら飲み下す。なめらかな喉越し。だが、控えめな雷光が一瞬輝いたあと、地を撃つような地響きが遠くからやってきた。光と音が、静かに極めて静かに、ゆっくりと広がってくる。静寂の中に何物かが潜み、しだいに膨張し、また収縮してやがて波紋が消えるように静謐に戻る。なんというしたたかさだろう。まさしく老練というより老獪な杜氏が飲み手を遊んでいるようだ。これはだれの酒でもない、村尾杜氏の掌中で産まれる麦焼酎。堪能した。

■ダイヤメ日記より
(13.12.22)
村尾さんの「むんのら」が一見静かな波の下に秘めた老獪な荒技とすれば、御神火は造り手そのままの真っ直ぐな味わいだろうか。切り子に注いで生(き)でやるのもいいが、ちょっとだけ割って温めの燗をつけていただくのが美味しい。まあ、どの焼酎でもそうなのだが、飲み手の体調や気持ちによって味わいが変わるのはよくあること。
(13.9.3)
むんのらは、前の蒸留機で造った最後 の酒とか。淡麗な感じ。!
(13.8.10)
すっきりタイプの麦をいただいた。岩倉さんの麦、壱岐の麦、この村尾さんの麦と麦焼酎 にも様々な酒があります。
芋焼酎至上主義の小生ですが、けっこう柔軟性に富んでいて(^^;)黒糖や麦、米などなんでも美味しくいただけるのは幸い。
(13.4.某日)
むんのらは村尾さんの麦。どうもさっぱりし過ぎていて、岩倉さんの三段仕込みや藤本さんの藤の露のようなコクが感じられない。こんどまたチャレンジしてみよう。何回か目に本性を突然理解できることがあるような気がする。

 

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