焼酎寸言

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    相 良 (さがら)  
...............................m相良酒造 .okin  鹿児島県鹿児島市柳町5-6  (report 19.4.14)

鹿児島市内上町にあるわが実家に標準装備の酒である。
なんのてらいもない穏やかな色合いのラベルに、墨文字で「相良」とある。友人を訪ねる時、隣人のお祝いの時、気軽に二本あるいは三本括りにして持参したい、そんな酒である。実家と通りを隔てたところに相良酒造はある。その大通りに面した一角が売り場になっていて、そこで購入する。いつもは末弟が「標準装備」用に買い、帰省したときには小生が自宅用に買う。宅急便の取り次ぎも行っているので託送までお願いする。ゆっくりとした口調で話される相良さんの奥さんはまさしくこの酒のよう穏やかな方である。


焼酎カップは養母の田淵酒店、たぶっちゃんから拝領したもの。もう何年もの間、ダイヤメの友として重宝している。

■あるカウンターで
よく聞かれるのだが、この質問にはいつも困る。
「焼酎、何がいちばん美味しいですか?」
先日とある居酒屋のカウンターで女性二人が飲んでいた。お会いしたことがあるような、ないような、まあ、だいたいが酔っぱらった状況下(焼酎の会など)での出会いだから覚えていることはまずないのである。
やや若いほうのご婦人は小生の書いたものなどをご存じだったようで、笑顔で会釈してくださったのだった。そしてそのお連れの方(芋焼酎にはまり始めたと仰る方)が、上記の質問を発せられたのである。う〜む。
もちろん、丁寧に(薩摩もんは乱暴者が多いとお思いの方、違いますぞ)ご説明して普遍的「一番」は無いということをお話したのだった。
敵もさるもの、次の質問が、「いまダイヤメ(という言葉を知っていた)で、芋焼酎なら何を主に飲んでいらっしゃるの?」であった。アルコールがはいっていればなんでも、と本当のことは言えぬ。鹿児島で購入して送っておいた酒「相良」のことをお話したのだった。数万円のプレミア価格のつくという酒や、めったに観ることもできない酒と比較しても、優りさえすれまったく引けを取らない味わいですよと、ホントのことを言ったのだった。その次の週にもう一人のご婦人とそのカウンターでお会いした。「相良、美味しいですねえ」が挨拶だった。小生と会った次の日に鹿児島から取り寄せたそうな。恐るべし焼酎オヤジもといご婦人のパワー。

■ダイヤメ日記より

(19.4.1)
ダイヤメは先日鹿児島から送っておいた酒。相良さんのレギュラーだ。お湯割りでいただいた。味わいの幅が広く噛み締めるようなうま味が長く響く酒。うまい。


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